寄りそうお片づけガイド、ライフオーガナイザー®松井陽子です。
キッチン改造シリーズ、今日はひとまず第一弾の完成形からご披露します。
キッチンの吊り戸棚に付属している水切り棚を
ステンレス→木製のものに変更しました。
昔ながらの団地によくある仕様です。わが家もその昔分譲された団地。
分譲だけあって、内装に関してはリフォームなどの変更をすることは自由。
今新しく移り住んできている方はだいたいキッチンのリフォーム工事をされてから入居されています。
わが家は入居時、前2代の方が綺麗にお使いだったのもあって、そのまま引き継いでいます。
さて、この木製の棚にする前がどんなだったかと言いますと、このような感じ。
これは2018年5月の画像です。いくつかすでに手放したものや配置換えなどをしていますが、おおまかなレイアウトはこのままです。
まず、今回DIYをしたいと思ったきっかけを挙げたいと思います。
まな板などは乗せていますが、そもそもあまりうまく使えていないのは画面からも分かりますよね。
備え付けであるからとあまり疑問も持たず、かといって活用もできていない現状でした。
ところがこのような3点
①水栓が水切り吊戸棚に干渉していて、手がぶつかる。しっかり水を止められない時がある(食洗機を後付けしたら、レバーが大きくなりました)
②食洗機の向きを変えたい
③水切りカゴをやめて、シンクを広く使いたい
を改善したいなと思い始めたら、どうしたら実現できるか、という方向に考えが発展し、棚板を変えたらいいのかもと、現実的なアイディアが降ってきました。
具体的にどうしたいかということを考えるのって大事なんですねー。不満の中に希望がある(大げさ)
まずはとりあえず本当にDIYに踏み切るべきなのか否なのかと、レイアウト変更に挑戦します。
外す前はこのような形です。
この水切り吊戸棚、支えている(左右の)枠はしっかり上部の吊り戸棚から固定されているのですが、横に渡っている板はその上に左右に載せてあるだけでした。
下からポンポンとたたくように持ち上げると、工具も使わず取れます。簡単。
外した上で、食洗機の向きを変えて、水切りカゴを撤去してみます。
この配置にしてみたのが、1月20日。
ここからしばらくの間は使い勝手について、家族全員にインタビューします。
わが家はもうみんな十分大きいので、台所を使う頻度もそれぞれ高く、わたしだけの一存では決められないからです。
食洗機の位置は慣れないうちは、前のほうがいいな、という意見もありました。
その後、シンクから入れる際に水の垂れる心配をしなくていいことがわかり、このままでもオッケーという了解を得ることができました。
また水切りカゴが撤去され、多少不便を感じたようですが、シンクが広々としてイイという意見も。
水切りカゴの代わりには
最初はタオルを敷いて試してみましたが、置きたい場所に小さすぎたり、大きすぎたりと案外選ぶのが難しく、すぐにびちょぬれになってしまうことなどから、現在はタオルではなく、吸水マットを使っています。(その件はまた別記事でご紹介しようと思っています。)
ただ、この場所に大きなもの(深いボウルなど)が干してあると食洗機のフタが開かないので、その辺りについてはいまだに不満も聞こえてきます。(拭いて仕舞うということをしてくれたら解決なんですけどねー)
このように、いろいろなお試しと感想をもらいながら、本当に撤去していいかどうかについては、猶予期間を設けました。
結局、新たに設置する予定の板、材料などを注文できたのは、水切り吊戸棚のステンレスの棚板を撤去してから15日ほど経ってからでした。
注文する準備、実際の発注、水に濡れる可能性のある場所に置くために必要な材料など、DIYにまつわるいろいろなことは、また明日以降のDIY手順の記事に詳しく書いていきます。
最初のきっかけであった不満点やこうしたいという希望は、
①水栓のレバーが動かしやすい奥行の狭い棚板に変更
(DIYならでは、奥行きの寸法を指定)
②食洗機の向きは無事に変えることができた。
以前はステンレスの棚板の奥行があり過ぎて、食洗機が台に乗り切らず飛び出てしまうので、向きが変えられなかった。
③食洗機の向きが変えられたため、スペースが生まれ、その位置を利用して、吸水マットを置くことができた(水切りガコ代わり)
④シンクが広々使えるようになった。転じて掃除もしやすくなった!
⑤コーヒーコーナーができた。(念願のハンドドリップ用のポットも購入)
(豆を素敵なビンに入れて見せる収納にするゾという意気込みは、冷凍したほうがいいですヨ!という自家焙煎をしているコーヒー店の店主に言われてあっさり夢破れたんですけどネ笑)
改善したい点を上回る、満足度の高い改善ができたように思います。
キッチンは家族全員が使っている場所なので、その意見のすり合わせは難しいところもあります。ですがどうせ改善するなら、ひとりよがりではなく、みんなに満足のいくものという視点は必要かなとも思います。
実際のところ、いつでも元に戻せるように、ステンレスの棚板と、水切りカゴはまだ処分してないのです
今日はどのようにDIYしたか、How toの詳細を書く前に
なぜそうしたかったのか、実際どうなったのかをご披露してみました。
もしよかったら明日以降も実際の作業風景など楽しみにして頂けたらと思っています。
DIY楽しいですヨ
本日もご覧くださりありがとうございました。
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