スピカとスバル -7ページ目

スピカとスバル

ボストンテリア姉弟の日々

スピカが退院して、現在早2ヵ月。
最初の不安で仕方なかった2週間が過ぎるととても早かった。
いや、長かったのかも。
術後1ヶ月間は文字通り外出はほとんど出来ない。
8時間おきに4種類の目薬を日に3回。
4種類はすべて15分おき。
別に食事毎に数種類の投薬。
1日5回ほどの眼圧測定。
(眼圧は25を超えると緑内障の危険が高まるとかで、
ただちに病院に連絡をする必要があります。)
どれも時間がズレてしまうと翌日以降もズレてしまうので
かなりきっちりやらなくちゃならない

ぜんぜんきっちりした性格ではない飼い主・・・
さっそく投薬の量を間違えてたし。(怖)
通院はほぼ1週間おき。
予約はするけどいつも混んでいて2~3時間はあたりまえ。
かな~り大変でした。
ただ家にこもっていたので撮り貯めしていた映画を
観たり、オリンピックもあったりで有意義でもありました。
飼い主、インドア派なのでストレスもたまらなかったし。(笑)

そしてスピカにとっては初めてのエリザベスカラー。
どんな反応をするのかと思っていたら・・・
まったく無反応でした。
元来、おとなしい子なので今までの手術もすべてノーカラー。
本当に助かりました。
ただ、助からなかったのは同居犬。
手術後は大事をとってしばらく隔離して下さいとの事。
狭いマンション内で隔離するには
どちらかを常にケージに閉じ込めておくしか無く・・・。
そんな可愛そうなことは出来ないと、スバルをホテル(幼稚園)に
預けることにしました。
2ヵ月間過ごしてもらってたった今、戻ってきました!
これで家族4人(?)一月以来やっと揃いました。
スピカの通院や投薬は続いているけど一山は超えたかな!?
これからも気を抜かず頑張らなきゃ。



カラー着用時(現在は無し)のスピカ。
療養用に背中の開くパジャマを着てます。

2013年年末のあわただしい中
初めて訪れたK動物眼科の先生に
好印象を受けた飼い主たちは
その場で手術の予約を入れました。
できるだけ早いほうが良いと思い、最短で・・・とお願いしましたが、
そこは人気の病院、一ヵ月後がやっとでした。
手術は2014年1月28日となりました。

年末年始は良い病院にめぐりあえたと
喜びのほうが大きく結構うかれて過ごしていたのですが・・・
日一日と手術日が近づいて来るにつれ
不安感が大きくなってきました。
なまじ時間があったために、ネット上でいろいろ検索を
かけてしまったのがいけなかった!
手術の失敗談や危険性をつづったブログなどを
多数発見してしまい、気持ちがどんどんネガティブに。

これではいけないと、ネット断ちして先生のお話と
家にある「家庭動物の医学百科」という本からの情報のみに
整理をしたらずいぶん落ち着けました。

そして、とうとう28日がやって来ました。
何にも知らない「スーちゃん」は
朝ごはん抜きでも、外出できるのが嬉しくて
ぴょんぴょんとした足取りで病院に向かったのでした。
(ごめんよ~~~
手術は午後からで、全身麻酔をかける前と手術終了時に
連絡をいただけるとの事で、飼い主たちは家で待機です。
予定時刻から少し遅れて「麻酔に入ります」と電話があり
3時間後くらいに「麻酔から覚めました」と言われるまで
生きた心地がしませんでした。
が、とにかく手術は成功!
全身から力が抜けました~。

スピカが受けた手術は
「水晶体超音波乳化吸引」及び「眼内レンズ挿入術」
そして「網膜レーザー凝固術」です。(すべて両眼)
「網膜レーザー~」は術後合併症のひとつ
「網膜はく離」を回避するためです。
犬に負担をかけることになるので、老犬の白内障では
やらない事が多いそうですが、スピカは若いので一緒にやりました。

術後の入院は予定では4日間だったのが
眼圧に上昇が見られたため7日間となってしまいました。
お見舞いには行かず、毎日の電話連絡で病状を把握していました。
眼圧が高いということが、どの程度深刻なのか・・・
実際スピカに会っていないので
先生の電話での声音を伺ってビクビクしてました。

そして、2月3日。
とうとうスピカが帰ってきました!



家に帰って来たばかりのスピカ。
なんとなく痛々しい。




再びホームドクターを訪れた飼い主たちは
理由を話し他の眼科医を紹介してもらうこととなった。
中野の先生の手術の腕がいくら良くても
何かあったときにこちらから何も言えず、聞けずでは
やはり不安が大きい。
幸いにも他にも腕の良い眼科医をいくつか知っている、
ということで今度は文京区にあるT眼科診療室を紹介していただいた。
こちらも負けず劣らず高名な先生、という事で
また同じようなタイプの先生かもしれない・・・と想像していた。

2013年の年の暮れ。
新年まであと数日、というあわただしい中。
年明けになるだろうな、と思いつつ予約のTELを入れてみたら
「ホームドクターさんの方から聞いています。
あいにく予約でいっぱいで時間外になってしまいますが
症状が進む心配もあるので何とか年内に診てみましょう。」
と向こうから言って下さいました。
それならば、という事でスピカをつれて行ってきました。

やはりこちらの病院も大変な混みようで
数時間待たされた後、やっと診察の順番が回ってきました。
診察室に入っていくと以外にも院長が自分の氏名を名乗り
「よろしくお願いします。」と挨拶されました。
そしてスピカの診察とともに、白内障について、
さらには犬の目の構造・機能について
こと細かく模型なども使いながら
大学の講義さながらに長い時間おしえていただき、
資料としてこちらの病院の犬種別症例実績や
術後合併症の発症確率などがわかる小冊子もいただきました。
その小冊子も版を随時改訂されていることから
常に新しいデータを開示していることがわかりました。
こちらからの質問にも的確に答えてもらい、
疑問があれば何でもお答えします、というスタンスで
良い意味で飼い主たちの予想を裏切ってくれたのでした。

(実はこの初診検査は3万円ほどもかかるので、
(中野の病院も同様)
このぐらいの対応はしてもらいたいものです。)

そして気になる診察の結果は・・・・
「若年性白内障」に変わりはないのですが
右目は「過熟期」(水晶体誘導性ぶどう膜炎)
左目「成熟期」
という事がわかりました。

手術をするなら一刻も早くした方が良さそうです。



手術前、仲良く遊ぶスピスバ。
またこんな二人(匹)を見たい。