審神者(さにわ)とは、古代の神道の祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者のことである。後には祭祀の際に琴を弾く者を指すようにもなった。


「さにわ」(歴史的仮名遣いでは「さには」)は、元は「清庭」(さやにわ)の意味で、神を祭り神託を受けるために忌み清めた庭(場所)のことを指したとする説が有力である。『古事記』の仲哀天皇の段に、天皇が琴を弾き、武内宿禰が沙庭(さにわ)に居て神の命を請うたという記述がある。ここで沙庭は場所の意味であるが、武内宿禰が審神者を務めたということになる。その後の記述では、神が神功皇后に乗り移り、神託を述べている。


『日本書紀』の神功皇后9年3月には、皇后が自ら神主となり、武内宿禰に琴を弾かせ、中臣烏賊津使主を審神者としたと記されている。


後に、神楽で琴を弾く者のことを「さにわ」と称するようになった。平安時代の『政事要略』に「今琴弾之者を以て佐爾波(さにわ)と云、偏に以て神遊に供奉す」とある。


近現代の新宗教教団においては、人についた神や霊の正体を明かしたり、その発言の正邪を判断したりする者のことを審神者と称している。



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幽体離脱とは、生きている人間の肉体から、霊魂(魂や意識)が、その霊体と肉体との中間に位置する幽体を伴って抜け出すという、心霊主義での現象であるとされ、または、その概念や考え方をも含むもの。


抜け出した非物質(または、半物質)でできた「幽体」(または「霊魂」「霊体」など)は、機能の仕方によっては、生霊(いきりょう)とも呼ばれたりする。


また、超心理学や心霊主義研究の見解によると、「幽体」と同じ非物質でできた、紐か臍の緒のようなものといわれる、「魂の緒(たましいのお)[1]」で、その本人の「肉体」と「霊魂」(または、「幽体」「霊体」「生霊」等)は、つながっているといわれており、その、「魂の緒」が切れることによって、肉体は医学的な死を迎えると考えられている。[要出典]


本当にできるかどうかは医学的に証明されていない。


[1]その他、シルバーコード、霊子線と呼ばれることがある。



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幽体離脱(ゆうたいりだつ)とは、生きている人間の肉体から、心・意識が抜け出すという心霊主義での現象をさす。


心霊主義(しんれいしゅぎ)は、英: Spiritualism(スピリチュアリズム)の翻訳語で、人間との交信可能な、人間等の死後の霊魂を、または霊魂の科学的証拠が存在することを信じること。精神主義と和訳されることもある。日本の心霊科学研究会の創始者浅野和三郎は心霊主義の父と呼ばれている。


旧来の霊魂信仰と区別するため、特に近代心霊主義(英: modern spiritualism)という言い方をすることもある。



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明治43年には福来友吉が、御船千鶴子や長尾郁子の透視実験を行った。ただ、福来の実験には方法上の不備があった。


バベル・ステパネクはチェコ出身の透視能力者とされる人物で、もともと銀行員をしていたが、超能力に興味を持ち、ミラン・リズルの研究所を訪れ、その結果、透視能力者と確認されたという。片面が黒、反対の面が白のカードの上に不透明な覆いを置いて、どちらの面が上になっているかを当てる実験で良好な結果を出したという。1962年には、バベル・ステパネクの透視能力を、デューク大学超心理学研究室のガイサー・プラットが研究し、その結果を『ネイチャー』および『ニューサイエンティスト』に発表した。


1973年には、インゴ・スワンがスタンフォード研究所のハロルド・パトーフとラッセル・ターグに対して、緯度と経度のみで特定された場所の透視実験を行うことを提唱し、それが遠隔透視を調査するプロジェクト・スキャネートのきっかけとなった。


プロジェクト・スキャネートとは、1973年に研究者のラッセル・ターグ、ハロルド・パトーフらが、インゴ・スワンやヘラ・ハミッド、デュアン・エルギン(社会科学者)、パット・プライス(元警察署長)などを被験者として用いて行った、遠隔透視の実験のことである。スワンは目的地の地形の描写や地図・建物の特徴表現に優れ、エルギンはターゲット場所の実験者の行動、ハミッドはターゲット場所の雰囲気、プライスは実験者の気持ちや五感をとらえるのに優れていたともされている。



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通常、日本語で超心理学分野で「透視」という場合は遮蔽物の後ろにある物体や裏返しにしたカードの模様を当てたり、不透明な封筒や箱の内容物を判定するものである。他にも、特定の人物に関する過去の事件や特別なことがらを知る能力を指す場合もある。


参考までに、「千里眼」と言えば、通常の手段を用いずに、遠隔地の光景を知る能力のことである。そして英語では日本語の「透視」と「千里眼」をあわせてクリアボヤンスclairvoyanceと呼んでいる。


密閉した箱の内容物や人体の内臓を透視することを「イントロスコピー」、レントゲン透視のように人体の内部を知覚することは「X線透視」と呼ぶこともある。



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