死ぬまで続く恋はあるか | スピリチュアル・ベル

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~運命の人☆ツインソウルのはなし~


お越しくださり、ありがとうございます。

Belle(ベル)はフランス語で「美しい人」

魂の呼ぶ鈴の音を聞きながら、

美しい人になれたらいいな

そんな思いを込めて書いてます。

こんばんは。
まだまだ寒いですね。みなさま、風邪など引かれませんように。


少しだけ、ブログの模様替えしました。

なぜか、ピンクの可愛い~のに惹かれて・・・(*゚ー゚*)


最近、『死ぬまで続く恋はあるか』著フランチェスコ・アルベローニ

っていう本を図書館で借りて読みました。

この本の著者は精神分析医をされている方で、恋愛論、エロティシズムなどについて真面目に書かれた本なんですが、まさにツインソウル本だな~という感想を持ちました。(私が勝手に)

ツインソウルという言葉は一言も出てこないですし、分野も違うのですが、ただ1人の相手との恋愛をどう育てていったらいいのか、言及されていたり、性についても考察されていて、(私は彼とはこのような経験がないので(*v.v)。それについてどうなのかはわかりませんが)とても読みごたえがありました。

これから関係を深めていかれる方もちろんですが、私のように、もうすでに関係を深める段階で失敗している身には途中、読むのが苦しい箇所が何度かありましたが(笑)私はとても参考になったので、ご紹介させていただきたいと思います。
彼と良い関係を築くためのエッセンスがたくさん散りばめられています。
そして、新たな発見や気づきもありましたよ。



少しだけ、引用してみますね。



しかし疑う余地のない真の証明は、多くの場合、離れていることの苦痛、愛する相手が来るまでのあいだの期待にある。じつに気楽で楽しい性愛から生まれた愛であっても、別離の試練を乗り越えれば、たしかな愛になる。

離れてはじめてわたしたちは、悲痛なほどの苦しみを体験し、愛する相手がいなければ、生きることも、呼吸をすることもできないことを理解する。
その人が身近にいてくれて、「愛してる」と言ってくれるのを聞かないではいられないのだ。

しかし別離はほかにも多くのことを教えてくれる。
自分自身や相手のこと、自分や相手の限界がよくわかり、強くもなれるし謙虚にもなれるからである。愛は喜びがから生まれるが、苦悩の日々を通して鍛えられるのだ。




少し余談ですが、この著者はなんと80歳を過ぎた方なんだそうです。
現在の奥さんとは、おそらく40代後半で出会っていて、年齢差はたぶん20歳以上。

「数は多くないにしても、何年も何十年も、愛しあい始めたときと変わらずに、愛し合ってやまない人々は存在する」

という、この本の中にはそんな愛の様相と、それを実現させるための道筋を示しているのですが、著者がその道筋を知ったのは、あるカップルの打ち明け話を聞いたから、とご本人は言われているそうです。
しかし、「いや、実際には他人のではなく、アルベローニ本人の体験をもとにして書かれたのだ」と訳者の泉典子さんがあとがきで書いておられました(笑)

著者にとって、この奥様との恋が「死ぬまで続く恋」なのですね。



恋愛って素敵だなぁと思いました(*^.^*)