“被害者意識”の癒し方　〜その２〜

セイナです（＾＾）

皆様、いかがお過ごしでしょうか？

最近、よく行くエリアに、

美味しいベトナム料理屋さんができて、

とっても嬉しいセイナです

（メインに揚げ春巻きが乗ってるのに、サイドでも揚げ春巻きを頼んでしまったぜ…！！）

カナダに住んでいた時に、

初めてベトナム料理を食して以来、

今でもすごい好きなのですよね！

そのうえ、このお店は、

オーナーのご夫婦もとっても感じが良く、

早速お気に入りのお店になりそうです～

ぜひ皆さんもベトナム料理屋を見つけたら、

トライしてみて下さいね～＾＾

*･○･*+:｡.｡:+*゜☆･*:.｡.*+

さて前回のブログでは、

被害者意識がどういうものかについてお話しましたが、

今回からは“癒し方”について綴っていきます。

まず、結末からお話ししますが、
やっぱり一番大切なことは、自分の感情を“分かってあげる”ことなのですね。

昔からブログを読んで下さっている皆さんは、
「もう分かっとるわ！」と言いたくなると思うのですが（＾＾；）
でもここを避けては通れないのです。

じゃ、分かってあげるということは、どういうことなのか。

これは…どんな感情が出てきても、何度でも寄り添ってあげることなのです。

被害者意識が生まれる程の辛い経験をすると、
その時のことがフラッシュバックしたり、
本当に辛い感情が何度も蘇ってきますよね。

そして、

そのことを経験しただけでも辛いのに、
どうしてその後まで自分の感情によって、
何度も何度も苦しめられなきゃいけないんだ…

と、感じると思うのです。

（私自身も過去に全く同じ経験しているので、
この気持ち、本当によく分かるのです…）

そして、こんな時って、
その感情を感じること自体が痛すぎるので、
無意識のうちに、自分自身に対して、
「いつまでその話してるの？」

「またその話？」
「いつになったらそのことを思い出すのやめてくれるの？」
と、言ってしまうこともありますよね。

でね、これは自分の中で起きている事なので、

無意識にやってしまうのですが、
これに気づいたら、できるだけやめてあげる事が大切です。

被害者意識ができるほどの辛い経験をすると、
必ずと言っていいほど、自分の中に

“拗ねている自分”が出てきます。

本当は分かって救い出して欲しいのに、
「どうせ分かってくれないんでしょ？」
「話しても無視したり、逆ギレするじゃん！」
「もう分かってもらえなくてもいいもんね」
と言って、分かってもらうことを諦めて、

拗ねてしまっている小さな自分が。

そして、昔の出来事や感情がフラッシュバックする時は、
この拗ねた自分が分かって欲しくて、表面化させているのです。

そして、感情が湧き出た時に、
この時に「またその話？」と言っちゃうと、
拗ねた自分がさらに心を閉ざしてしまうのです。

「ほらね、やっぱり分かってくれないじゃん」というように。。。

そして、これが感情が癒えない理由なのです。

なので、この時に、
「こんなに辛かったんだね。ごめんね。
私はあなたのこと、何があっても絶対に見捨てないから。
何年、何十年かかったとしても、ずっと付き合うからね。」
と、自分自身に伝えてあげて欲しいのです。

なぜなら、あなたの中の拗ねたあなたは、
こんな絶対に自分を見捨てない本気の愛と、
あなたからの理解と助けを何よりも求めているから。

そして、これを頭ではなく心で理解して、

自分を分かって、助けてあげようとする時、

あなたの手で、自分の心を癒してあげることができるのです。

＊＊＊＊＊

そして、自分を分かってあげるうえで、
実は、もう一つ大切なことがあります。

それは、“完全に自分の視点から”物事を見てあげることです。

これは、共感力が高かったり、
優しい人ほど自然にやってしまうのですが、

無意識に自分ではない誰かの視点から、
自分の経験を見ていたり、それによって、

相手をかばってしまうことが結構あるのです。

たとえば、「親も大変で苦労したし…」とか、
「私にも落ち度があったし…」とか、
自分の感情を見てあげているはずなのに、
誰か違う人のことを分かってあげている自分が出てくる感じです。

特に親のことになると、無意識レベルで、
“愛されたい”という気持ちが出てくるので、
責めることに対して抵抗が出てくることも多いのです。

ですが、あなたが理解すべき人は、

他の誰でもなく“あなた自身”なのです。

そして、誰かをかばっていると、

あなた自身がおざなりになってしまうので、

これは本当に気をつけて欲しいのです。

確かに、その人も苦労したかもしれませんし、
自分に落ち度がなかったか考えてしまう気持ちも分かります。

ですが、だからと言って、
その人の言動は正当化されませんし、
あなたが経験したことの辛さには変わりはないのです。

だから、いったん相手のことはいいので、
自分だけを見てあげて下さい。

あなたの立場から物事を見てあげて下さい。
相手を理解することよりも、自分の味方になってあげて下さい。

そして、これが自分を分かってあげること、
本当の意味で自分に共感してあげることなのです。

こんな自分への深い愛が感情を癒し、あなたのことを助けてくれます。