木曜担当の豊田です。
以前、聞いたマーケティングセミナーで、
なぜか寄付の話になりました。
日本人は寄付をしない、といわれてるけれど、実は違い、
神社仏閣などへの寄付は結構していて、
大企業でも昔からしているところが少なくないとのこと。
なぜかはわからないのですが、
倒産した企業を調べると、寄付を一切していない会社や、
それまでしてきた寄付をやめた会社が多いそうです。
個人でも、
成功した人は収入の一定割合を団体などに寄付している人が多く、
でも、寄付自体は、成功してから始めたのではないのです。
成功する前から続けていた人が、成功しているのだと、
講師はそんな話をしてくれました。
理由についての講師の見解は聞けませんでしたが、
信心深い人や、
あるいは、寄付によって困っている人に手を差し伸べよう、
という心根を持った人は、
背筋もぴんと伸びるし、
健全な魂がやどるのでしょう。
そんな経営者が率いる企業なら、
消費者を欺いてまで儲けようなどとは考えないですよね!
また、その後もずっと考え続けていて感じたのは、
今の日本のように物質的に恵まれた中で、生きる、ということは、
意識をしていなくても、
多くのマイナスの外部性を発しているのです。
限りある資源を消費することで自然を壊し、
それが地球温暖化につながって、
北極に住む白熊のナヌーの命すら奪おうとしています。
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私たちの豊かな暮らしの陰で、
それとのつなひきで
貧しい生活を送る人々を生み出しているのです。
動物たちを絶滅の危機に押しやっているのです。
そういったよどみを調整することができるものとして、
寄付が大事なのではないかと、
なぜか今朝になって、考えるようになったのです。
寄付、あるいは募金って、
見返りを求めないまっすぐな善意で、
博愛の行動ですよね。
ボランティアもそうだけれど
ゆとりある人だけがするものではないと思います。
たとえば、カードのポイントでユニセフへの寄付ができたりもするので、
第一歩はそんなところからでもいいのでは?
コンビニにはいつも募金箱が置いてありますし。
寄付をするということは(もちろん、生活に影響のない範囲でです)、
地球を思いやりることであり、世界を思いやることであり、
そして自分を思いやることでもあると、思います。
100円でも500円でも、
家計簿に「寄付」「募金」などという費目ができたら、
素敵なことですね。