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生きがいを他人に押しつけることはできない。みんなが一緒に作るものだということです。

その通りね。生きがいとは、人と一緒に働き、何か価値のあることを行い、世の中をもっと良くすることから生まれるのです。そのあとでその気持を確認し、深めてゆくの。

 

(『スピリチュアル・マネジャー』より)

 

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ここで主人公・スティーブが言うように、確かにひとに生きがいを押しつけることは出来ません。

なぜなら、その職場に集う人々の背景は様々であり、もしかしたら、貴女にとってはそのお仕事が心血注ぐほどに、ものすごく大切なもの=生きがい=生きる喜びに達するほどのものかもしれないけれど、他のかたにとっては、ただの食い扶持(ぶち)を稼ぐための手段に過ぎないのであって、こんな職場、一刻も早く辞めてやる!! と思っているかもしれないですからね。

 

でも、たとえ、そうした考えの相違があっても、その職場に一緒に居る間は、なんらかのよい影響をお互いに及ぼしてゆくことは可能だとわたくしは思うのです。

勿論、前述のとおり、他人に自分の思いや考えを押しつけることは出来ません。

でも、少なくとも、同じ職場で働いているなら、多少なりとも、お互いになんらかの影響を及ぼし合っていますよね?

そこに、貴女が押しつけにはならない範囲内で、愛を注ぐことは出来る。祈りをこめることは出来る。わたくしはそう思うのです。

 

" わたしは、貴女が、ここをただの食い扶持を稼ぐための手段と割り切っていて、出来るものなら一刻も早くここを辞めたいと思っていることはわかっているわ。でも、ここに居る間は、せめて、少しでも何らかの「魂の益となるようなもの」を持って帰れるよう、貴女が過ごせますように "、そんな祈りをこめることは出来ると思うのです。

 

これもまた押しつけになってしまうのかもしれませんが……。

でも、せっかくほんの一時期でも、その場でご一緒した者同士、少しでも、何か、そのかたの心に明るいもの、よきものを届けられる立場で居られたらな、っていつもわたくしは願っております。

 

前述のとおり、それが強要になってはいけませんが。

でも、たとえ、今日を限りでその職場を去るひとであったとしても、せめて何か今後の希望となるようなよきものを、その職場から持って帰ってもらいたいな、いつもわたくしはそんな祈りをこめて、同僚のかたがたとお仕事をご一緒いたしております。

 

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(前略)まるで誕生に立ち会っているようでした。新しいものを生むために、みんなが協力する。みんなの気持が一つになった時の大きな力。みんなの心に触れる共通の意識を作り出す。

それは、どうして起きたの?

魔法かもしれない。愛なのかもしれない。よくわかりません。私たちは準備しました ―― 一生懸命に。誰もかも、書いてあるわけではないのに、自分の言うべきことを知っていました。しかも、とても自然で自由に感じられました。

 

(『スピリチュアル・マネジャー』より)

 

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会社は利益を追究する場所ですし、そこに集う人々も様々で、そうした様々な人々がお互いに協力しあって、組織の目標を達成するために日々行動する、ということは、いつもがいつも、全てが全て、うまくいくわけではありません。

でも、わたくしが過去、これまで50以上の様々な事業所様で働いてきた経験を振り返っても、やはり、うまくいっている組織というか、職場というのは、まず、みんなから愛され、慕われている長となるかたがいらっしゃって、そのかたのもとに、またそれぞれの小さな組織の長がいらっしゃって。なんというか、うまく、本当にうまく繋がり合っているのですよ。絶妙な具合にね。

 

わたくしも大好きだった、かつてのあるひとつの職場は、長となるかたが非常に部下思いのかたでいらして、なおかつ、とても人間味あふれる御方でございました。そして、何よりも、その会社を、会社の商品を、サービスを心から愛していらっしゃるのがよくわかった。

だから、その下にいる人たちはそれぞれにその長となるかたを慕い、そのかたのためなら、みんなで協力しあって、ことをなそう、って雰囲気に満ち溢れていたのです。

 

勿論、その長となるかたのもとにまたそれぞれにいらっしゃるリーダーのかたがたも、本当に素晴らしいかたばかりで。

なかなかに、仕事面においては厳しい業界で、どちらかというと、普通の……というか、一般的な、平均的な(という表現が妥当かどうかは微妙なところですが)御会社よりも大層厳しい面が求められる職場でございましたが、でも、わたくしは、その長となるかたをはじめ、そのかたのもとで、皆さんプロ意識が高く、きびきび働いていらっしゃるお姿を、組織の一員としてすぐ拝見出来るのが、とても大きな喜びでした。そして、わたくしも一定期間でしたが、その組織に属することが出来たことをとても感謝し、そして、とても誇りに思っていました。

ああいう組織こそ、この御本で言われているような、生きがいある職場、だと思うのですよね。

 

勿論、結構大所帯のその職場には、様々なかたがたがいらっしゃいました。

でも、皆さん総じて明るく、とてもプロフェッショナルで、自らのお仕事に非常に誇りを持っておられて。

その職場で働けることを喜んでいらっしゃるふうに感じられるかたばかりでした。

ああいう職場でなら、その程度の差こそあれ、人々は生きがい、つまり、働く喜びを感じられるんじゃないかな?、わたくしはそう思います。

 

そこには仲間同士の絆というか、思いやり、団結があり、でも、それは決してわたくし達を縛るものではありませんでした。

それよりも、皆さん自主的に、組織のために、お取引先様のために、お客さまのために、っていう思いが非常に溢れていらして。

で、お仕事に対する姿勢も皆さんプロフェッショナルでしたから、そうした「かっこいいお姿」に見惚れ、また、自分もプロとして凛とあろう、ちゃんとあろう、って思えたんですよね。

 

わたくしが思うに、仕事における誇り、生きがいとは、己がベストを尽くすことを通じて得られる満足感から発生するものだと思います。

そして、そうしたプロフェッショナルな方々の凛とかっこよく働かれるお姿を拝見していると、そばに居る自分もちゃんとしなきゃ! って自然と思うようになるんですよね。

(ですから、やはり、環境は大事です。ものすごく大事です)

 

結局は、個々のかたがたそれぞれにそのお仕事を愛する気持ちが、お互いに影響し合って、よい職場になっていたのかな?、そんなふうに思います。

 

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今度はあなたが人に与える番よ。

どうやって?

自分の仕事を私にやらせたいの? あなたは自主性について、すでに知っていますね。あなたの会社のことよ。何か心に浮んで来ませんか?

僕が生きがいを感じた時のことです。僕に役立ったことは、会社にも応用できると思う。

 

(『スピリチュアル・マネジャー』より)

 

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ここでマリアはスティーブに、今度はマネジャーであるあなたが、会社の人々に生きがいを与える番だ、と言います。

そこで、スティーブは、自分が生きがいを感じた時のことを思い出し、自分に役立ったことは、きっと会社にも応用できると思う、と話すのですね。

 

何事をするにも、それがどんなに難しく思えようと、ほんの少し、最初の一歩を踏み出すことは出来るでしょう。

それがどんなに小さな一歩であろうと、踏み出せば、あとは勝手に道が出来上がっていきます。

特に、スピリチュアルな視点から物事を見るなら、まさにそのとおりであって、まさに、「意志あるところに道は開ける」なのですね。

 

会社においても、特に人々の魂や心に関することについて、上役である立場のひとが何らかの配慮をしようとするなら、そこには必ず目には見えない霊的な力が働きます。

その力の働きは、ある日突然ポンと浮かんでくるアイデアだったり、偶然を装ってもたらされる何らかのメッセージだったりします。

そして、それをヒントに、何らかの行動を起こすこと。

そうして、貴女おひとりではなく、天の介在があって、なお一層素晴らしい「贈り物」を人々にすることが出来るのです。

 

いずれにせよ、ことを起こす、ことを成すのはマネジャーですが、それでも、特に目には見えない心の領域や魂の領域について、上役として何らかの働きをしようとするとき、それを必ず天は助けてくださるのです。

 

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