こんにちは
橘冬花です!
最近、読んだ本シリーズで、
「救世主:人類を救いし者」という新約聖書のマンガバージョン読みました!
新約聖書って何書いてるかわからん…
って思いませんか?
ごめんなさい。私は思います。
そもそも、この本を読むまで新約聖書、旧約聖書の違いもわかりませんでした…
これの前に旧約聖書も読んでいます。
何度もチャレンジしても、
途中で睡魔に見舞われ…離脱。
最後まで読めた試しがありませんでした。
でもこの本はマンガなので、スルスルと
読めるし、キリスト教が発足した頃の
社会情勢や、背景が画で伝わってきます。
より深い理解をもたらしてくれたと
思いました!
そして、宗教?キリスト教?
え、私はいいや。
と思う人もいるかと思います。
信仰の自由があるので、勿論押し付けは
しないし、人それぞれ考え方があるかと思います。
でもこれは宗教をテーマにした作品ながら、
宗教を超えた「愛」と「許し」の本質に
迫る一作です。
宗教にまつわる難解な概念や用語も、ストーリーの中でわかりやすく解説されています。さらに、宗教間の確執を生み出した過去の出来事なども詳細に描写されており、対立の背景にある複雑な事情が立体的に理解できます。
色んな事象のなかで、キリストが人々を導き、救いを与えていくのです。
罪人も、神に祈れば、許される。
罪をきちんと償うことになるんですよね。
1番、印象深かったシーン
大海原で、船が遭難しそうになるシーンです。
みんなが諦めて、もうダメだ!ってなってるところ、「お前たちが信じてるものはどこへいった?」と、キリストがいうんです。
これは、引き寄せにも精通するもので、
窮地に立たされると信じる気持ちを忘れてしまいがちになります。
だからこそ、信じる。祈るのです。
次第に雨風は穏やかになり、きちんと船は目的地へとつきます。
まさに人生を表していると思いました。
今、この時代だからこそ、みんなにも考えてほしい。
愛とは何か。
許すとは何か。
信じるとは何か。
私はそこを考えるきっかけになりました。
しかし理不尽に重たくならず、何度も読者に「愛」と「許し」の大切さを気づかせてくれるのが、この作品の魅力です。
宗教については様々な見方があり得ますが、この作品が伝えたいのは、宗教の垣根を超えた「愛」と「許し」の大切さです。
宗教に関心のない方も、ぜひ気楽に手に取ってみてください。きっと新たな気づきと価値観が変化することが待っているはずです。
人間が本当に大切にすべきものとは何か、
一緒に考えてみませんか。
新約聖書 1 救世主 人類を救いし者 日本聖書協会翻訳部/監修