破竹(はちく) | Tada's blog

破竹(はちく)

【さわやかな夢】

 竹を割ることです。
 竹は、一節、割れ目を入れると、そのまま勢いよく割れます。節以外は空洞になっているからですが、
本当に気持ちのいいものです。そこから勢いが盛んなことを、「破竹の勢い」といいます。
 その割れ目がまっすぐなことから、「竹を割ったような性格」という言葉も生まれました。
曲がったところのない、さっぱりした性格のことです。
 雪の重みにも、激しい風にも、折れないしなやかな強さを持つ竹の、別の一面を見る思いです。
 竹を割って、人々は、身近な生活道具や遊び道具を作ってきました。
 竹をはじめて割った時の爽快感が、さまざまな形を変えて、また新しい夢を導いてくれるようです。