今回は、

「方角」と「時刻」の話です。

「桃太郎」の話もあります。

 

九星気学の後天定位、

十二支を使って

話を進めます。

 

方位の吉凶も

動ける方位を

「ある」をベースに

考えられるか?

というテーマです。

 

吉方位、凶方位の話の前に、

方角の知識です。

 

ブログだと

書き方に限りがあるので、

ご自身で図を描きながら

お読み下さると、

分かりやすくなると思います。

 

アナログ時計の

てっぺんが12。

そこから順番に、

1、2、3,4、……と

続いて

11まで一周しますね。

 

その数字と、

十二支とが

対応しますよね。

 

12 子(ね)

1 丑(うし)

2 寅(とら)

3 卯(う)

4 辰(たつ)

5 巳(み)

6 午(うま)

7 未(ひつじ)

8 申(さる)

9 酉(とり)

10 戌(いぬ)

11 亥(い)

 

方角も

時計の文字盤の通りに

対応しますね。

 

九星気学の

「後天定位盤」というのが

あります。

こうてんじょういばん

と読みます。

 

九星と自然界の物質では、

一白水星→「水」、

二黒土星→「谷」「地面」、

三碧木星→「雷」、

四緑木星→「風」、

五黄土星→「地球まるごと」、

六白金星→「空」、

七赤金星→「河川」「湖」、

八白土星→「山」、

九紫火星→「火」「太陽」。

 

方角と時間を

分かりやすくするために、

後天定位盤の

本来の形とは、

逆さまに書きますね。

 

6 1 8

7 5 3

2 9 4

 

ビンゴのように足すと、

必ず「15」になります。

 

方角では、

真北、真東、

真南、真西の方角を

30°とします。

 

他は、60°です。

 

十二辰刻

というのがあります。

じゅうにしんこく

と読みます。

 

子の刻、丑の刻……

というものです。

 

子の刻 23~1時

丑の刻 1~3時

寅の刻 3~5時

卯の刻 5~7時

辰の刻 7~9時

巳の刻 9~11時

午の刻 11~13時

未の刻 13~15時

申の刻 15~17時

酉の刻 17~19時

戌の刻 19~21時

亥の刻 21~23時

 

この2時間ずつを

それぞれ4分割にする。

 

「草木も眠る丑三つ時」

 

これは、

丑の刻を30分ずつに

4分割すると、

1時~1時30分、

1時30分~2時、

2時~2時30分、

2時30分~3時。

 

3番目の時間を

三つ時と言い、

2時~2時30分と

なります。

 

「3時のおやつ」は、

別の見方で、

14時ぐらいになった

と思います。

ちょっと、

ズレているんですよね。

 

午の刻。

11~13時。

ど真ん中の12時が

「正午」といいますね。

 

それよりも前が「午前」

それよりも後が「午後」

と現在でも使われています。

 

方角と時刻と

十二支と九星の対応です。

北から、

方角順に行きますね。

 

「一白水星」

30°の範囲

方角:真北、子の方位

時刻:子の刻23時~1時

 

「八白土星」

60°の範囲

方角:北東シリーズ、

   丑、艮、寅の方位

時刻:丑の刻、寅の刻

   1時~5時

方位の「艮」は、

「うしとら」と読みます。

丑と寅の間に入ります。

八白土星は、

原典の易経で、

「艮為山(ごんいさん)」

といいます。

 

「三碧木星」

30°の範囲

方角:真東、卯の方位

時刻:卯の刻5~7時

 

「四緑木星」

60°の範囲

方角:南東シリーズ、

   辰、巽、巳の方位

時刻:7時~11時

方位の「巽」は、

「たつみ」と読みます。

辰と巳の間に入ります。

四緑木星は、

原典の易経で

「巽為風(そんいふう)」

といいます。

 

「九紫火星」

30°の範囲

方角:真南、午の方位

時刻:11時~13時

 

「二黒土星」

60°の範囲

方角:南西シリーズ

   未、坤、申の方位

時刻:13時~17時

方位の「坤」は、

「ひつじさる」と読みます。

未と申の間に入ります。

二黒土星は、

原典の易経で

「坤為地(こんいち)」

といいます。

 

「七赤金星」

30°の範囲

方角:真西、酉の方位

時刻:17時~19時

「西」という字は

酉から来ています。

 

「六白金星」

60°の範囲

方角:北西シリーズ

   戌、乾、亥の方位

時刻:19時~23時

方位の「乾」は、

「いぬい」と読みます。

戌と亥の間に入ります。

六白金星は、

原典の易経で、

「乾為天(けんいてん)」

といいます。

 

北東方向、

「八白土星」の方向は、

鬼門と言われますね。

 

ここから、

ちょっと桃太郎の話です。

 

丑の角を持って、

寅のパンツをはいた鬼。

 

向かい側の南西。

裏鬼門と言われますね。

「坤(ひつじさる)」が

桃太郎のようです。

 

裏鬼門の方角から

鬼退治に向かう。

 

お供に連れていくのに、

未だと頼りなかったので、

申、酉、戌を

連れて行った。

 

申と戌がケンカするので、

酉が仲裁に入ったそうです。

 

犬猿の仲

という言葉がありますね。

 

十二支が

申酉戌の順番なのは、

ケンカしないように

というのがあります。

 

桃太郎の話で、

酉がキジなのは、

国鳥だから

というのがあります。

 

ここから、

ようやく

吉方位、凶方位の話です。

 

九星気学で、

凶方位の代表に、

五黄殺、暗剣殺がありますね。

 

本命殺、本命的殺もあります。

 

五黄殺とは、

五黄土星が

その年に一年間いる方角です。

 

細かくは、

月の五黄殺とかも

ありますね。

 

後天定位の

方角に合わせたものを

もう一度。

 

6 1 8

7 5 3

2 9 4

 

この位置が、

それぞれの九星の

本籍地のようなものです。

 

九星気学の

バイオリズムに

当たる場所です。

 

神社の暦で、

その年ごとに、

九星の運勢みたいなのは、

これをもとに

書かれています。

 

旧暦で考えるので

立春から節分まで

一年です。

 

今回は、

方位がテーマですので、

九星については、

別テーマで

詳しく取り上げますね。

 

2024年は、

五黄土星が、

七赤金星の位置にいる。

 

6 1 8

7 5 3

2 9 4

 

7の位置にいる

ということです。

 

だから、

2024年は、

七赤金星の方角、

真西が

「五黄殺(ごおうさつ)」

という方角です。

 

一番の凶方位とされますね。

 

その向かい側の方角、

三碧木星の方角、

真東が

2024年の

「暗剣殺(あんけんさつ)」

という方角です。

 

これも

代表的な凶方位と

されますね。

 

本命殺とは、

その年に自分が

バイオリズムでいる位置の

方角です。

 

七赤金星の私の場合ならば、

2024年は

九紫火星の位置。

九紫火星のテーマで

一年を過ごすわけですが、

真南、九紫火星の方角が、

「本命殺(ほんめいさつ)」

となります。

 

その向かい側、

一白水星の方角、

真北の方角が

2024年の

七赤金星の人には

「本命的殺

 (ほんめいてきさつ)」

となります。

 

細かい内容は

今回、出しませんが、

どれも凶方位

ということですね。

 

五黄土星が

後天定位で中央の

5の位置に来る時。

 

五黄殺と暗剣殺が

無くなります。

 

風水など、

他の占いでは、

またちょっと、

方位の扱いが

違いますよね。

 

実は、生まれ月ごとにも、

吉方位、凶方位が

分かれたりします。

 

年に6回、

「天一天上」という

期間があります。

てんいちてんじょう

と読みます。

 

ちょうど、

3月30日から4月14日が

天一天上です。

 

毎回、16日間あり、

凶方位が無くなる

というものです。

 

初日を

「天一太郎」といい

上吉日とされます。

 

この間に、

引っ越しや旅行、

その他、大事な移動を

方角を気にしないで

動くチャンス

というのがあります。

 

天一神(てんいちじん)は、

天と地との間を往復する。

 

己酉(つちのととり)

の日に地上に降りて、

北東(6日間)より

順次、

東(5日間)、

南東(6日間)、

南(5日間)、

南西(6日間)、

西(5日間)、

北西(6日間)、

北(5日間)

と四方を巡る、

44日間を

「天一神遊行」

というそうです。

九星の角度で

60度の範囲が

6日間、

30度の範囲が

5日間

となっていますね。

 

天一神のいる方角に、

まっすぐ進むことを

避けた方が良いと

されます。

 

天一天上とは、

天一神が

天に帰る期間。

 

代わりに、

日遊神(にちゆうしん)が

地上に降りて、

家に泊まり、

祟りをするというものです。

 

日遊神は

不浄を嫌う。

 

特に、

水回りの掃除をすると、

喜ばれるようです。

 

水回りの掃除は、

龍神様にも

好かれますね。

 

ピカピカの物を

好まれるようです。

 

自分が映るぐらいの

ピカピカが

良いようですよ。

 

キレイになっていると、

日遊神も喜んで、

天一天上の期間が

吉日にもなるようです。

運気がガラッと

変えられるようです。

 

これらの

吉方位と凶方位。

 

引き寄せの法則で、

良い気分でいるか、

良くない気分でいるか。

 

これも大きく、

良いことが起こったり、

望まないことになったり

するんだと思います。

 

じゃあ、

凶方位を

完全に無視するのか!?

 

これらも

宇宙エネルギーから

来るものと思われます。

 

そうなると、

無視も出来ない

気がします。

 

まあ、

凶方位だから

何か良くないことが

起こったら嫌だなぁ

と思っていると……。

 

その感情が、

本当にそういった

良くない状況、

心配、不安な状況を

引き寄せてしまうので、

出かける用事があるなら、

気にしなくてもいいのでは、

とも思います。

 

引っ越しとかは、

どうして、

凶方位となる時に

その方角に行かなければ

ならないのか?

 

他の方角じゃ、

ダメなのか?

 

といった、

そもそも論を考えると

良いかもしれませんね。

 

その行動が、

今のタイミングでは

ないんじゃないの?

というサイン

あるかも知れません。

 

引き寄せの法則だけで、

常に上機嫌で、

良い気分に

なってさえすれば、

突撃しても良いと

考えてしまうと、

思わぬ落とし穴も

あるのかもしれません。

 

こう考えていくと、

ネガティブが

必ずしも

悪者ではないんだ!

というのも

理解しやすい気がします。

 

大切なのは、

あっちに行かれない!

こっちに行かれない!

ではなく、

あっちもOK!

こっちもOK!と、

「ある」をベースに

考えたいものですね。

 

今回は、

方角をメインに

取り上げてみました。

 

引き寄せの法則は、

常に働いているものなので、

外せない要素ですね。

 

そこを踏まえて、

この方角の考え方も

取り入れるのが

良さそうですね。

 

最後に、

「願望」とは

「自分が信じていること」

 

願いというと

フワフワした感じですが、

自分が信じていること

と捉えると、

分かりやすい気がしました。

 

方角、時刻に関しては、

ぜひ、ご自身で

図を描いてみてください。

 

今回も

最後までお読みいただきまして、

お時間を頂きまして、

ありがとうございました!

 

目標達成、大成功、

おめでとうございます!