愛と憎しみのその先に…
一時期、リミテッドボックスという商品がよく流行った。限定版で、イラスト集や限定フィギュア等が同梱された商品なのだが、私は過去、講談社から販売された仮面ライダーリミテッドをゲットした事があった。しかし、蓋を開けてみると値段の割にはそんなに対して良い商品が入っているわけではなく、一部を除いてほとんどを売り飛ばしてしまった。この商品から二年遡ること、デビルマンでも同じ様な商品が出ていた。それが、デビルマンアークという商品だった。
しかーし、これも値段の割にはいまひとつの内容だった。だって、同梱されている漫画も、ビデオも全て出回っているものばっかりだったし、フィギュアに至ってはクリアーカラーだったから、これを定価で買った人は多分満足しなかっただろう。ちなみに私は定価でった人が怒り狂うような金額で手に入れた。もちろん、ビデオやフィギュアはとうに売っぱらったけれど、他の作家達が描いたトリビュートイラスト集と最終回の複製原画だけは残していた。画像が、その複製原画でこれだけでもゲットした甲斐はあった。デビルマンは不動明と飛鳥了の愛と憎しみの物語で、結構衝撃的な場面もたくさん出てきたけれど、この最終回はそれらを全て超越した美しいエピローグになっている。ラストに不動明は美しい月を見て何を思ったのだろう?愛と憎しみのその先には、一体何があったのだろう?少なくとも、不動明の表情からは飛鳥了への憎しみは消えていた。何はともあれ、今でも読者の胸に残る名シーンには違いないな。
蛇足だが、デビルマンはオークションでも行商でも人気のあるキャラクターなんだけれど、よく考えたら台座違いの彼は確かまだ残っていた様に思うな?
