すべては海になる…前に
サトエリさん主演の全ては海になる、前売券をゲットしたものの、スケジュールがなかなか合わずにいたから、「ひょっとするとこのまま見に行けないかも?」とヒヤヒヤしていたが、なんとか前売券が海の藻屑になる前に、見に行く事が出来た。
今回、サトエリさんは大人しい半面、自身が感じた事を素直に口にする千野夏樹という女性を演じていた。これまでにはないくらい地味な役柄だったけれど、圧倒的な存在感で、ぐいぐいと物語の中に引きずり込まれていってしまい、気がつけばあっという間に二時間が経ってしまっていた。
共演の柳楽優弥氏とのダブル主演とは言われていたけれど、その存在感ゆえにやはりこの映画の主役はサトエリさんだった。秋深きの時もそうだったけど、見に行ってよかったと思えた映画だった。
画像がこの映画のパンフレットで、小さいけれどなかなか分厚いパンフレットで、ちょっとした文庫本みたいに仕上がっている。
これまでにも何度となく書いたけれど、サトエリさんはブログで、自分の感情をストレートに伝えてきた。ブログには楽しい事や、嬉しい事ばかりではなく、辛い事、悲しい事、不安な想いもたくさん書かれているから、ずっと読んでいるとサトエリさんの繊細さをすごく感じる事ができる。
今回演じた夏樹も、傷つきやすい繊細な役柄だったから、まるで等身大の佐藤江梨子を見ている様だった。だから、すんなりと映画に入っていく事が出来たんだろう。またひとつサトエリさんにとってのハマリ役、いや佐藤江梨子の分身が生まれた映画だった。
