幸せな子供〜ガンダムシード | お宝日記ジェット

幸せな子供〜ガンダムシード

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ガンダムシードではコーディネーターとナチュラルとの争いが描かれていたが、どちらにも属さないオーブという国が出てくる。その理念は他国を侵略しない、他国の侵略を許さない、他国の争いに介入しないであるがゆえに自国の守りを強固にするために高い軍事力を持つ国でもあった。同時に、オーブのルールさえ乱さなければコーディネーターであれナチュラルであれ受け入れて誰もが平和に暮らせる国であった。
しかし、コーディネーターを根絶やしにせんとするナチュラルの地球連合艦隊がオーブに全面降服と軍事力の開け渡しを要求してきたため、オーブと地球連合との壮絶なる戦いが始まる。オーブが失われるのも時間の問題と悟った党首のウズミ=ユラ・アスハはオーブの理念を娘のカガリ=ユラ・アスハをはじめとする若者達に託し軍事施設と共に自決の道を選ぶのだった。オーブの理念は国を形造っていくために必要な理念でコーディネーター、ナチュラルのどちらに属しても互いに滅ぼしあうまで戦う事になる事を避けるために必要な理念だったのだ。ウズミとカガリは実の親子出なかったが別れ際にカガリに「そなたの父で幸せだったよ。」とつぶやく。そして、オーブはウズミと共に炎に包まれた。未来を若人達に託して。
画像は去年の夏祭りのイベントで手に入れたガンダムシードのビデオで全巻揃って千三百円だったので即買いした。この第10巻はカガリとウズミの悲しい別れが描かれているのだが、カガリはとても幸せな子供だったに違いない。父との今生の別れの時に父であって幸せだったと言われたのだから。これぞ真の親子愛に違いない。蛇足だが、伝統、伝統とうわべだけのお題目ばかりの父親とその息子の間にはこんな情愛や言葉ははないだろうから、その息子は哀れだな。