明日からの沖縄でのイベントのために出発する準備をしている合間に現実逃避でこのブログを書いている。
せっかく沖縄に行くのだからと最近、観光名所とグルメ情報を検索し、行きたいところにチェックをつける。イベントが開催されるし周辺の海の情報や危険箇所はないか、どんな風がこの時期に吹くのか、波は穏やかなのかなど、ヨットで海に出るにも、綺麗なビーチで遊ぶにも、色々と下調べをするのだ。
なぜ沖縄料理は昆布と鰹出汁を使うのだろうとか、なぜここが観光ビーチとして栄えたのだろうかとか、この港にはなぜ船が集まるのだろうとか、気になることが増えてくる。
おや、こんなところに史跡があるぞ、と名所の歴史なんかを調べ始める。
そうしているうちに、沖縄の海の歴史に目を向ける。気になる沖縄の本を読み始める。海図を眺めながら沖縄という場所がどのように海の関わり、どんな航海をしてきたのだろうと一人、悦に入るのだ。一人でブラタモリしているような感じとでも言えば良いだろうか。
次はそれら調べたものやメモをパソコンでまとめ始める。その中から実際に見てみたい場所を決めて写真を取りに行ったり、話を聞きに行ったりする。
こうした調べ物や取材を通して経験したことは記事なったり、こうやって皆さんに発信したりするものが出来上がる。
それだけじゃなく、僕が主催している沖縄でのクルージングスクールで数日間ヨットの旅に出るとする。(沖縄のクルージング講習や現地でのことについては後日詳しく書こうと思っている。)そこで僕がインストラクターとしてヨットの操縦についてあれこれ教えたりするわけだけれども、僕の場合はこれから行く目的地や旅している海にまつわる歴史や海からの視点でその土地の魅力も同時に伝えていく。
そうした歴史やストーリーを知るだけで、その土地を俯瞰して見ることができ、歴史だけなく、自然や気象への理解度が上がると思っている。