今年もシーズンが終わりました。
挿し木から増やしたものです。1回目、そしてその翌年に2回目と、2回実施しました。
挿し木をした翌年はまだまだ株が小さく、まあ咲かなくて当然だよねと納得はしましたが、その次の年も期待に反して花がつきませんでした。そして3年後、ようやく待望の花を咲かせてくれました。そして今年もこの通り、よく咲いてくれています。
直植えですが、真夏だけは水管理が必要です。挿し木をして鉢から移植した翌年の夏、および2年目の夏は、ほぼ毎日の水やりが必要でした。1日でも水やりを忘れると葉っぱがすぐにしなびます。しなびた姿を見て、あわてて夕方や夜に水やりをしたものです。
ここまで成長するとそこまで頻繁に水やりする必要もありませんが、気がつくとしなびてたりしますので、アジサイがたくさんの水を必要とする植物であることを実感させられます。
さて、この通り徐々にエリアを拡大しつつあります。ちょっとこの辺で一回り小さくしておくとしますか。
来年の花は少しあきらめて、さっぱりさせました。横に伸びた枝は株元から、上に伸びた枝は、なるべく下の、脇芽が確認できた節で切っています。花の下の2, 3節で切るのがセオリーですが、それを繰り返すと低い位置で高さが維持できなくなります。
今年花がつかなかった枝はそのまま切らなければ来年花がつく確率が高くなりますが、高さの維持を優先してこちらも同じルールで切りました。
数輪でも咲いたらラッキー、でしょうか。小さく維持しながら花を咲かせるのはなかなか難しいものです。
剪定から1ヶ月経ちましたが、株元からはもうこれだけ新しい芽が吹いています。すごい成長力ですね。