1~2週間前ぐらいから、起床時に下腹部、特に前立腺の辺りに痛みが発生するようになった。朝一番の、おしっこが溜まっている状態が一番痛く、おしっこを出してしまえば、その痛みは治まった(しかし鈍痛というか、不快感は残ったまま)。
ネットで調べると前立腺疾患が疑われ、以前から排尿時に前立腺肥大症特有の症状、残尿感があるとか、おしっこが細いとかあったので、たぶん前立腺疾患なのだろうと思い、今日、泌尿器科を受診した。

まずは超音波エコーで、前立腺の大きさを見てみる。やはり正常値より大きい。
さらに尿検査も行い、まずはタンパクや血尿があるかなど、簡易的なところをチェック。これは特に異常なし。ということで膀胱炎など、細菌感染による炎症ではなさそう。

今日のところは抗生剤(クラリス)と、セルニルトン(前立腺のむくみや炎症を抑える)を処方される。尿はさらに精密検査され、後日結果を聞くことになる。

帰宅後、さらにネットで調べてみると、 どうも「前立腺がん」くさい気がしてきた。というのも、

- この下腹部の痛みが始まってからしばらく後に、腰痛が始まり、まだ続いている。

のである。以前太っていたころ、ぎっくり腰を一度やってからたびたび腰痛に襲われていたが、体重を減らしてからはここ2~3年、腰痛になったことがなかったのである。もちろん体重はキープしている。

で、この腰痛がなぜ前立腺がんに結びつくのかというと、前立腺がんが進行し骨転移を起こすと、腰痛や下肢のしびれを発症するらしい。こういった痛みが発覚してから整形外科を受診し、それで発覚することがあるそうだ。確かにこの下腹部の痛み、鈍痛が始まってからしばらく後に腰痛も始まり、また最近は下肢もちょっとしびれるようになってきている。

さて、結論はいかに。
検査結果が得られるのは10日後なので、それまでに薬の服用で改善が見られれば違うのだろうが、特に変化がなければ、前立腺がんの疑いが強くなってくる。

追ってまた報告するつもりである。
 
<7/9 追記>
尿検査の結果は正常。つまり細菌性の前立腺炎ではないということ。
また尿細胞診の結果も正常。膀胱がんや腎臓がん、尿路には異常がない模様。
セルニルトンの服用をさらに2週間ほど続けてみて、様子を見ることに。服用が完了すれば計1ヶ月間ほど服用したことになるので、その結果を見て、また作戦を考えましょうとのこと。
確かにセルニルトンの服用を開始してからは多少ではあるが改善しているように思う。少なくとも悪化はしていない。

さて気になっていた腰痛であるが、幸いにして今は収まっている。実はズボンのベルトに携帯電話をケースにいれて装着していたのだが、これを左側に装着していたものを右側に戻したら、痛みが収まってきた。
携帯を5月に買い換えてからしばらくは右側に装着していたのだが、右側ばかりもよくないと思い、いつからか左側に装着するようにしていた。しかし腰痛が始まった時期と、左側へ装着を代えた時期とがなんとなく一致している気がしたので、それが原因かもしれないと思い、2週間ほど前に右側に戻したのである。
右側に戻してから1週間もすると腰痛が引いてきたので、もしかするとこれが原因だったのかもしれない。あくまで推測であるが。検証するためにもう1回、左側に戻してみればわかるかもしれないが、せっかく軽快してきているものをわざわざ壊す必要はないのでやめておく。

経過はまた後日報告する。 


2010/09/10 追記:

その後、あの痛みはいつの間にか消えてしまい、今はもう薬も飲んでいない。やっぱり単に前立腺炎だったのだろうか。今年11月か12月に人間ドックを行う予定なので、そのオプション検査で前立腺の腫瘍マーカーでもやってみようかと思う。