なーんて、実家に帰省した際にはちょくちょく見に行ってましたよ。これが初めての訪問ではないのです。
ですが、ここでへら釣りをするのは30年ぶりぐらいでしょうか。パラソル、釣り台、これだけの道具を揃えて、びん沼でへら釣りをするのはこれが初めてです。

まずは14日に、どれぐらいの混雑ぶりなのかを視察してきました。

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お約束、でしょうか。砂塚橋です。
橋の上から上流方向を見ますと、

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すごい混雑ってほどではないですが、そこそこ入ってます。
次に下流方向、南畑排水機方面ですが、

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両岸共に、ずらっとパラソルが並んでいるのが見えます。壮観です。とても野池とは思えません。
次に場所を移動して、一つ上流方向にある橋、びん沼橋へ。

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びん沼橋から下流方向=砂塚橋方面です。富士見市側にずらっとパラソルが並んでいます。こちらも壮観です。
明日が楽しみで楽しみで仕方ありません。



さて、いよいよ当日15日早朝、5:00に起きて顔を洗って水筒を準備して、現地に着いたのは5:30です。なんて近い、近すぎる!
このまま実家に住みたいと思ったのはいうまでもないです。

場所は、砂塚橋とびん沼橋の間の、富士見市側にしました。昔から「墓場下」と呼ばれる名ポイントがありますが、そのほぼ対岸、でしょうか。
いや、ちょっとずれているかもしれません。まあそこら辺です。

当日はあいにくの曇り空でしたので、パラソルは設置しませんでした。
支度も整い、まずは記念撮影です。上流方向に向かって一枚。まだお隣さんはいない時間帯でした。

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 次に下流方向へ向かって一枚。

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こちらもまだお隣さんはいませんでしたが、その後1時間もしないうちに両隣は埋まりました。
 
さてエサ打ちを始めると、すぐにウキが動くじゃありませんかー。どんだけ魚影が濃いんですかー。いつもの六倉じゃ、1時間は打たないと動きませんよ。天と地の差があります。ここは管理釣り場かと思わせるほどのウキの動きです。しかし...乗りません。相変わらずヘタです。

そのうち両隣も埋まり、ここから誰が最初の1枚を釣り上げるのか、その競争となりました。(と思ってたのは自分だけか)
右隣さんはものすごいペースでエサ打ちをしています。タナはほぼカッツケです。
左隣さんもカッツケです。自分はカッツケよりももう少し深いタナです。

最初の1枚は...ヘラじゃないんでカウントできませんが、自分が小鯉?小ベラ?を釣りました。よく見ませんでしたので、鯉なのかヘラなのかは不明です。まあ15cmぐらいだったでしょうか。小さな魚でした。 
そして本命の1枚目は、右隣さんでした。8~9寸ぐらいでしょうか。なかなか良型です。
そしてようやく、ズバッと消し込むアタリで自分も1枚目を釣りました。こちらも8~9寸ぐらいです。

その後は良型のオイカワ、30cmぐらいの鯉、ニゴイ、クチボソやらを釣りました。バラエティ豊かです。こんなに様々な魚を釣ったのは、1年前にヘラ釣りを始めてから初めてのことじゃないでしょうか。これが野池ですよねぇ。面白いです。

その後はハリスを切られたり、ジャミを釣りつつ、ヘラ3枚を追加して、11:00には小雨が降り出したために納竿しました。
こんだけ魚影が濃いところでツ抜けできないとはまだまだヘタクソです。ちなみに右隣さんは10枚近く釣っていたんじゃないでしょうか。右隣さんのさらに右隣りさんとはお友達のようで、大きな声でお話ししながらポツリポツリ釣っていました。エサのタッチを変えたり、タナを変えたり、その都度聞こえてくるので参考になります。

ところで対照的に、対岸の人たちはほとんど竿を絞っていませんでした。明らかにこちら側=富士見市側のほうが自分も含めて釣れていました。左隣さんのさらに左隣りのおじいさんも、3枚ぐらい釣っていたと思います。タナは底か、少し深い宙、のように見えました。両岸でこれだけ差があると、やはりポイントの差、なのでしょうか。富士見市側に入って正解だったようです。

最後に、今日はずいぶんと蚊に刺されました。両隣さんはしっかり蚊取り線香を持参しています。自分はもちろん持っていないです。野釣りなら必須アイテムなのでしょうね。まだまだ初級者ですね。せめて虫除けスプレー塗っておけばよかったと、かなり後悔しました。実家からの釣行だったもので、そういう準備を怠ってしまいました。帰りも車に行くまでの間にそりゃもう蚊の大群の中を歩いたわけで、気持ち悪いったらありゃしません。野釣りに蚊取り線香、もしくは虫除けスプレーは必須アイテムです。

次の日=16日も行くつもりでいたのですが、前日の天気予報では朝から雨のようでしたので、完全にあきらめていました。しかし、しっかり朝から晴れていました。結局雨が降り出したのは午後2時以降で、これなら早朝から午前中まで釣りができました。翌日の天気すらマトモに予測できないなんて...相変わらず精度の悪い予報です。気象庁だなんて、国が独占している事業はやはりヌルいですよね。予報をいくら外しても一切お咎めなしですから。これじゃあいつまで経っても精度は上がりません。早く民間に開放して、精度を競争させないといけません。

ということで結局15日の午前中のみの釣行となってしまいました。
こんなにいい場所なのに、半日しか楽しめなかったとは残念で仕方ありません。次回があるとするならば、10月の川越祭りのタイミング、でしょうか。昨年はそのタイミングで「武蔵の池」に行っています。今年は「びん沼」にしようかと思いますが、行けるかどうかはまだ不明です。また行けたらいいなと思います。


追伸:
近所の川ですが、14日に視察しましたが、残念ながら釣りができるような状態ではありませんでした。草ボウボウ、釣り場を作るためには草刈りが必要でした。さらに昔とは周囲の状況が異なり、付近には新しい住宅が立ち並んでいます。川岸に県外ナンバーの車で乗りつけて、一人で草刈りなんて始めようものなら不審者として通報されかねないと思い、断念しました。雰囲気はとてもいい川なんですけれどね。数人でなら草刈りも可だと思いますが、一人ではちょっと勇気が必要です。

この川以外にもたくさん釣り場はあって、やはり地元は釣りには持ってこいの場所であったと、再認識した次第です。
特に夏場は用水路に水が入るので、小鮒釣りとかいくらでもできる場所があります。自分も小学生の頃は釣りだけではなくビンドウを仕掛けたりして、タナゴやクチボソをたくさん捕まえたものです。今となっては良き夏の思い出です。人生も後半にさしかかり、また釣りを始めるとは、「フナに始まりフナに終わる」の言葉通りでしょうか。まだまだ、今年の夏を楽しみたいと思います。