1997年製の富士通ゼネラルの冷蔵庫からの買い替えである。選択する際の条件は、

  • 幅が60cm程度のスリムタイプ
  • 自動製氷機能付き

だけ。低消費電力とかスマートフォンとつながるとかそんなの関係ねぇ、てかー。 ということで各社のカタログを見て、選んだのがこの機種である。 

早速近所のノジマへ見に行くと、2011年品が展示品 1台限りで10.4万とのこと。おまけに10年保証付き。
隣には同じ機種、かつ同2011年品で観音開きのタイプがあったが、観音開きってドアポケットの収容量が明らかに少ないのよねー。観音開きのほうが扉の開閉時に冷気の逃げが少なくていいそうだけど、じゃあ一日何回、開け閉めするのよ?っていう問いをかけると、朝、夜、通算で多くても20回ぐらいか?  これじゃあ観音開きのメリットはないということで当初の予定通り、シングルドアタイプを選択した。

時間があったのでシャープの両開き(どちらにでもドアが開く)も見てみたけど、なんかドアのヒンジがちゃっちいのよね。強度的に大丈夫なの?って心配になるぐらい。 

他にもいくつか見てみたけど、ワイドタイプの冷蔵庫で22万円!ってありえないよなあ。冷蔵庫に必要な機能って冷やすことだけだよ。なんで20万円以上もするの?
買ったものは展示品処分で10万だけど、まだこの価格でもメーカーには利益が出てるってことだよね(販売店の利益を削っているだけ)。
ちなみに同タイプの新機種(2012年品)は16万円程度だそうだ。ということは6万円程度は、旧製品からのほんのちょっとした改良、改善に対するプレミアムってことか。いったいどれだけ変わったのかわからんが、それだけのプレミアムを払うだけの変化があるとはとても思えないけどね。

フルモデルチェンジでもない限り、旧製品と新製品では機能面でほとんど差はないので、もし冷蔵庫が欲しいと思ったら、壊れてしまったとか緊急事態を除き1年間待ってみるといいと思う。ちょうどこの時期(11月ぐらい)にモデルチェンジするみたいで、こんな感じで旧モデルが半額とか、投げ売り状態になるし。 おまけに冬場で室温が低く、冷蔵庫の入れ替えにも最適。入れ替え時に食品類を一時的に出さないといけないのだが、室温が低いので痛みも最小限で済む。メーカーもそこまで考えているのか知らないが、冬場にモデルチェンジって正しいと思った。

そんなわけで我が家に新しい冷蔵庫がやってきた。早速、自動製氷を試してみようとセットしたところ、1日経っても製氷が始まらない、というか製氷トレイに給水しない。説明書には庫内の温度が下がらないと給水しない、場合によっては24時間以上かかりますと書いてあったが、さすがに冬場で1日経ってんのにそれはないだろうということで、これまた説明書通りテスト動作させてみたところ、給水するじゃん! そのまま製氷させてみたところ、やっとこ自動で氷ができた。が、今度は氷を排出した後に、給水が自動的に始まらないではないか!
んー、原因はわからんが、自動製氷がうまくいかないとか、何かおかしい場合は電源コードを抜いて、しばらく待って(7分とのこと)から再度入れろということなのでその通りにしてみる。でもやっぱり給水が始まらなかったので、再度テスト動作で給水して、製氷させてみた。

で、無事製氷されて、氷の排出後に自動で給水が開始したので、どうやら正常動作している模様。その後も順調に製氷を繰り返している。

何か立ち上げシーケンスでもあるんだろうか? それとも、とにかく待っていれば製氷が始まったのだろうか。1日待ってみたけど始まらなかったけどなあ。
新規に設置した時の、推奨シーケンスでもあれば説明書に書いておいてもらえると助かる。
例えば、先に製氷用タンクに水をいれておいてから電源投入、とか、
自動製氷したい場合は、最初の1回はテスト動作で給水する、とか。

最後に庫内であるが、そろそろ一週間経つけれど、まだスカスカである。スリムサイズだけど、容量としてはこれで十分ですな。