相棒 劇場版Ⅲ | HEAVY METAL CAFE 

HEAVY METAL CAFE 

HR/HMを中心に、メロディの美しい音楽について語らせていただきます♪
映画にもハマっております。

…実は、その他なんでもありだったりして…

Vista/114分

監督:和泉聖治

出演:水谷豊、成宮寛貴、伊原剛志、釈由美子、風間トオル、渡辺大、吉田鋼太郎、宅麻伸、及川光博、石坂浩二

ある朝、警視庁特命係の部屋に出勤前の2人を待つ1人の男の姿があった。元警視庁特命係、現警察庁長官官房付の神戸尊(及川光博)。杉下右京(水谷豊)にとっては懐かしい、そして甲斐享(成宮寛貴)にとっては見慣れない顔。
きっかけとなったのは、「馬に蹴られて男性死亡」と見出しに記された小さな三面記事だった。東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ鳳凰島という聞き慣れない島で起こった、一見ありふれた事故としか思えない記事。尊が特命係を久々に訪れたのは、その事故を手がかりに特命係をその島に潜入させて、妙な噂が絶えない島の実態を調査させるという、警察庁次長甲斐峯秋(石坂浩二)からの密命を受けたからだった。
(TOHOシネマズHPより)


神戸くん、白いGTRに乗り換えたのね…。

まぁ、大掛かりなロケで劇場版に仕立てたのはいいが、そもそも題材こそ重いがシナリオにそれほど深みや壮大さがないのが残念。

犯人は自分の信念の下、大いなる目的を遂行するために殺人を行う(少なくとも本人はそう確信している)ので、何の躊躇いも苦悩もない。後悔もない。
その点を描けないためにドラマとして深みを感じにくいのは仕方ない面もあるが。

最後の『友人(アメリカ)の庇護の下で平和ボケという重い病』『それこそ国防という流行り病』というやり取りには「脚本家はこれを言わせたかったんだな」とニヤニヤさせられたが、ドラマ全体に骨太感が不足しているために、この台詞が取って付けたように思える。

得体の知れない離れ島へ警察組織の公的援護なしに乗り込むのに、スーツにネクタイ姿の杉下右京。
「どういう状況にあっても杉下は自分の正義を貫く」という暗喩か。しかし、ティーカップまで持参するあたり、もうギャグの領域に入ってしまっているような…。

81点。