- Deep Purple
- Perfect Strangers
1984年発表。
第2期のメンバーによる再結成DEEP PURPLE第1作。
アメリカでブレイク寸前だったRAINBOWを解散したBlackmoreが持ち込んだ後期RAINBOW色(あくまでも結果的に、だが)と、ソリッドなDEEP PURPLEサウンドの融合がもたらした、「新しい2期PURPLEの音」が楽しめる名盤。
I.Gillanの声に全盛期の張りはないし、あの超絶スクリーミングももう聴かれないが、個性的な声質と技巧的なウマみで、彼ならではのVo.を聴かせてくれる。
作曲は1曲を除いてBlackmore / GIover / Gillanによる。
Blackmore - Glover のコンビとくれば、後期RAINBOWの色が見え隠れするのは当然ともいえるが、独特のI.PaiceのDs.のビートと、そしてそこにJ.Lordの重厚なKey.が乗ると「これぞ本物」と感動を新たにする。
1.“Knocking At Your Back Door”は「夢の再結成」に胸をわくわくさせてレコードに針を乗せた瞬間を今も思い出させる名曲。
J.Lordのオルガンに少しずつ音が重なってゆくミステリアスな雰囲気のイントロは、DEEP PURPLEの曲の中でも出色の出来だと思う。
ギターソロはやや抑え気味な印象で、もどかしさも感じる。
5.“Perfect Strangers”もミステリアスな雰囲気のヘヴィチューン。
間奏部の変拍子部分は何度聴いても秀逸。ライヴでも重要なレパートリーとなった名曲。
6.“A Gypsy's Kiss”はRAINBOWを思い起こさせるスピードチューン。
特にソロパートが実にエキサイティングで、ギターソロ、ブリッジ、キーボードソロ、どこをとっても素晴らしい。
第2期のアナザーテイスト、これはまぎれもなく名盤。