お婆ちゃんのスイッチを押したとき・・・
私が西日本を漫遊していた時のこと
場所は佐賀県某所
予約していた旅館にチェックインすべく旅館入口に到着
私「こんにちは お世話になります」
旅館の人「・・・・」
もう一度大きめの声で
私「こんにちは お世話になります」
旅館の人「・・・・」
これは不在なのか無視なのか嫌な予感がする
とりあえず中に入って確認しました
するとある部屋から物音がしている
なぁんだいるんじゃないか
今度はその部屋に向かって叫んでみる
私「こんにちは お世話になります」
旅館の人「はいどなた
」
ほっ やっときづいてくれた
ようやく出てきた旅館の人はお婆ちゃん
なるほど耳が遠いんだな (状況理解して安心した)
そして旅館入口のイスに座らされて何やら名簿に記入
ふと壁を何気に見ると一面にMISIAのポスター
私「なんでこんなにMISIAのポスター貼ってるんですか
ひょっとしてファンとか」と聞くと
お婆ちゃんは誇らしげに笑って
「孫なんです」
えっ とりあえず耳を疑ったんですけど
その後少しやりとりした結果どうやらMISIAのお婆ちゃんだったんです。
お婆ちゃん「MISIAのファン」
私「ええ そうですね」 とりあえず言ってみた(実際は違う)
そこから延々1時間しゃべるしゃべるMISIAの話
完全にこのお婆ちゃんのスイッチを押してしまったようだ
最後には無理やりMISIAの写真(お婆ちゃん撮影)をくれました。
そのあと意識朦朧としながらフラフラになりながらやっと部屋にたどり着き
死んだようにベッドに倒れこんだのは言うまでもない。
MISIAのお婆ちゃんに出会ったのは貴重な経験だったけど
望んでない話を玄関先で延々一方的に喋られるのは正直拷問に近かったです。
それから何度かお世話になってお婆ちゃんとは仲良しなんですけどね
このお婆ちゃんエピソード結構あるんですよ
でも今回長くなりすぎたのでまた機会がありましたらアップします