Cannibal flower | 斑の日常♪

Cannibal flower

ふぅわり広がる毒の華

おまえがあんまりにも星屑を喰べてしまうから

根を枯らせ茎を切りもう二度とは囁けない様に

暗 い暗い部屋へと閉じ込めざるを得なかったんだよ

せめて土は持って帰ってあげようと

おまえを支えた土を掌に抱え

家 路へとつく

輝く灯り ぽつり ぽつり

零れる砂粒 ぽたり ぽたり


土は再び華を抱いて星の夢を見 る

水を捧げ太陽の光をさんさんと享受して

そして付けた拳ほどの蕾

待ち望んで得た華に


私 は 喰われた


毒の種が残っていたのか

土が全ての元凶だったのか

砕かれ養分にされた私には分から ない

意識も既に消えつつある


年月が経ち朽ち果てた一軒の家で

ふぅわりと笑う一輪の華


本 当は泣いているのか

確かめる術を持つものはどこにも存在しない

ただ今日も静かに星屑を喰べ続ける


い づれ土に還るその日まで