こんばんは。
スパイラルセラピストの 山田典子 です。
さて
「奇跡の脳」という本の話をしておりました。
その著者の
ジル・ボルト・テイラー博士の言葉です。
「頭の中でほんの一歩踏み出せば、
そこには心の平和がある。
そこに近づくためには、
いつも人を支配している
左脳の声を黙らせるだけでいい。」
脳解剖学者である 博士は
左脳に 脳卒中を おこしたため、
左脳がしだいに 麻痺していく。
と 同時に
右脳が 解放されていく
という経験を しました。
それを 脳解剖学者らしく冷静に観察して
文章に残してくださっています。
まるで、他人事のように。
右脳が 解放されていくと
「・・・穏やかで、守られている感じで、
祝福されて、
幸せで、
そして 全知であるかのような感覚のとりこ・・・」
に
なります。
「左の脳の『やる』意識から
右の脳の『いる』意識へと
変わっていったのです。」
「言葉で考えるのをやめ、
この瞬間に起きていることを
映像として 写し取るのです。
・・・わたしが知覚できる全てのものは、
今、 ここにあるもの。
それは とっても 美しい。」
つまり 左脳が 黙ってくれると
今 ここ にとどまることができ、
心配や 不安から 解放され、
この世界の美しさを
満喫することができる。
何よりもすばらしいことに
「左脳の否定的な判断がありませんから
自分なりに、自らを
完全無欠な素晴らしい傑作だと
感じるのです。」
なんという素晴らしい世界でしょうか。
もう ポジテイブ思考を
超えていますね。
では すこし 左脳に 黙っていてもらうべく
坐禅に入りたいと思います。
よい 一日を!!