大阪のインテリアコーディネーター事務所、Office SPIRALの水田恵子です。
5月24日〜25日、空間デザイン心理学®︎の合宿に参加してきましたので、今日はそのお話を。
会場は箱根の森の中に作られた「箱根リトリート フォーレ」。
コロナ禍で受講した空間デザイン心理士の講座は、オンラインで行われたため、全国の仲間はほとんど会う機会がなく、今回は、実際に会える貴重な機会でした。
そ・れ・に
箱根って、大阪からはなかなか行く機会がないですよね。
かねてから、行ってみたいなーと思っていたのもあり、楽しみに参加してきましたよ
「箱根リトリート フォーレ」は、レストランとレセプション、宿泊棟、ヴィラ、温泉、カフェなどなどgが森の中に点在していて、移動するときは森の中に作られた通路を通っていくんです!
わたしと、この日のルームメイト「わかちゃん」が泊まった部屋。
写真右手に部屋の入り口があり、正面にこの緑。
窓の上や横に壁はなく、壁いっぱいに設られたこの窓によって、
「部屋から森が見える」のではなく、
「森の『中に』部屋がある」事を感じます。
外で鳴いている鳥や虫と同じように、私たちも動物なのだと、無意識のうちにそれを感じながら、過ごす空間です。
空間デザイン心理学®では、人間も本来の動物としての本能を持っているという「進化心理学」を取り入れています。
どんな環境で安心して過ごせるかは本能がよく知っているわけですが、図面を見ながらの設計はそれを忘れてしまいがち。
空間をデザインするときは、そこに立った時にどんな環境なのかをしっかりイメージして、図面上ではなく、本能で感じながら作って行く必要があるんです。
自然な形を生かして控えめに手入れされています。
ここに、「庭」という言葉はそぐわない。元々あった自然の中にお邪魔してます、いや、私たちもしっくりこの中の一部ですね、という感じがします。
さて、合宿では、この広い敷地を探検しながら、講座で学んだ事を実践的におさらいしていきました。
施設入り口から各棟をつなぐアプローチ、客室内、カフェ、温泉などをチームに分かれて分析。
お互いに発表し、先生の解説を聞き、、、。
夜はもちろん夜中まで語り、朝はヨガをする人、朝風呂に入る人(わたしはコッチ!)
とても充実した時間でした!
そして、このよき「気」に満ちた空間で、
わたしの仕事も「気」が大事だなと改めて感じました。
出来上がった空間にそれが備わっていることはもちろん、
お打ち合わせを通じて、わたしとのやりとりが、お客様にとって気持ちの良いものであるように。その結果として、心地よい空間を受け取ってもらえるようにしたいと、常々思ってます。
とは言え…思うように行かないことも多く、自分の未熟さを感じて、がっかりすることも、正直あるのですが。
諦めずにコツコツと、お客様のために自分を生かすのだということを忘れずに、頑張ろうと思います。
一緒に過ごした仲間、サポートしてくれた協会事務局の皆さん、そして代表の高原美由紀先生に大きな感謝を送ります!
【人間理解と心理学で創る!
幸せな空間】
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