インテリアコーディネーターの水田恵子です。

近頃、バックパッカーという言葉はほとんど聞かなくなりました。
20年くらい前まで、アジアの国などを、文字通りバックパックひとつ背負い、お湯が出るかもわからないような安宿に泊まり、他の国から来た同じような若者と仲良くなりながら旅する事が流行しました。

今流行りの『民泊』は、それに近い感じでしょうか。
大阪は外国人観光客が増えて、民泊特区にも指定され、カジュアルに泊まれる民泊、簡易宿泊所、小規模なホテルやシェアハウスが沢山できています。

今、リノベーションデザインさせて頂いた民泊が、大阪市西成区で工事中です。

オーナーは、30代の起業家。
ビジネス的に「今」の風をものすごく感じています。

自分で手をかけてもいいから、その分安く。できない部分だけをプロに任せたい、という堅実な価値観には、パラダイムシフトの予感を感じます。

そこを受け入れられない業界であっては、どんどん衰退してしまう気がします。

元喫茶店の厨房だったところ。ここのタイルはできるだけ残したい。

オーナーによると、民泊は飽和状態に近づいており、いかに稼働率を上げるかは、価格競争からデザインにポイントが移って来ているそうです。

適当に買ってきた座卓と座布団を並べた部屋でも、〔少し前なら部屋が足りなかったから、泊まる人はいくらでも居た)そうですが、今は違うと。そこでいかに心地よく過ごすかが求められていると。

そして、京都には町家をリノベーションした民泊などが多いのですが、京都は規制緩和の条件が厳しい方に変わるそうで、採算が合わなくなり撤退するところが増えそうだとのこと。
色々勉強になるなぁ。

そうこうしていたら、また新たな民泊のインテリアのご相談が入ってきました。

工事中物件のオーナーと、同じようなお年頃の男性です。起業や副業というワードが、身近にある世代なのですね。
どんなお話になるか楽しみです。

民泊については、わたしは数年前よりデザインのご依頼を受けてきていますので、多少の経験値は持っています。

Airbnbなどのサイトには、素敵な民泊インテリアの写真が満載。
(ウチもこんなふうに出来たらなぁ)
と思われているオーナー様。
ぜひお声かけください(^-^)




















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