大阪のインテリアコーディネーター事務所、Office SPIRAL 水田です。
おはようございます
テレビの置き方ってどうされてますか?
テレビボード、どんなのをお使いですか?
もしかして、壁掛けテレビが流行ってるのでしょうか。
というのも、今納品を控えている案件のうち、壁掛けテレビをつけるお宅が3つもあるんです!
正直に言うと、壁掛けテレビってややこしそうなんで敬遠してましたが(^_^;) 3つ並行するとかなりマスターしました!
そこで今日は壁掛けテレビのプランニングについてお話したいと思います(^-^)
壁掛けテレビをやりたい!と思われた時、何が必要かと言うと
・まずテレビの重さに耐えるよう、壁に補強をすること。
・電気のコードやケーブル、AV機器をつなぐ配線を隠す工夫をすること。
建築段階から壁掛けテレビにすると決まっていれば、テレビ用のコンセントをテレビの後ろに隠れる位置に設置しておきます。
マンションなどでは、設計変更で移設できる場合はしておきます。同じタイミングで、壁の補強もしておきます。
部屋が出来てからの場合は、一旦壁をめくって、もう1枚手前に壁を作り(ふかす と言います)、下地を入れます。
配線もこの時一緒に処理するので、電気工事も必要です。
マンションなどでTVコンセントが動かせない場合は、造り付けの家具でうまく隠します。
・内装をどうするか
白いクロスの壁にテレビをかけることはまず無く、壁の仕上げも変えます。インテリアに合わせて、木質パネル貼りにしたり、エコカラットなどのタイルを貼ったり。
・壁掛けテレビ用の金物を取り付けます。
TVに付随して用意されている純正品もありますし、いろんな機種に対応する市販の商品もあります。それを、ご希望の高さに取り付けます。
TVの選定や購入は、お部屋ができてからお客様がご自分でされることがほとんどですが、壁やパネルに配線用の穴を開けるため、TVの取付け高さは先に決めておきます。(テレビの機種、型番もこの段階で決まっててほしい)
・そして照明です。
TVの後ろの壁に照明が当たるよう、壁面や家具に間接照明を入れたり、スポットライトを当てたり、ダウンライトをテレビの前に入れたりします。
今やってる案件の一番初めはこれでした。後から壁掛けに変わったのですが)
リビングだけでなく、寝室でTVが見たいがスペース上の理由で壁に掛けたい、というご希望も時々あります。
壁掛けテレビは電気、家具、内装、照明といろんな要素が絡んできますし、早いうちから計画的に進める方がムダな費用も抑えられます。
信頼できるところに早めに相談されるのが良いかと思います