アタシも韓流ドラマを楽しむことにするわ![]()
今まで見たのは全部時代劇ばかりで、通して半分以上見たこともなかったけど
なんたってアタシも参加してんのよ、このドラマ。”宗教で結婚してU市に住んでるお馬鹿な日本人”って役なんだけど。www
何のことかって言うと、次の大統領になる朴槿恵氏のこと。
そう、彼女が主人公のドラマよ。まさに生きたドラマ。
彼女が彼女の思い通りに仕事を成し遂げようと、失敗しようと、これから先この国では日本で”徳川家康”とか、豊臣秀吉とか、織田信長とかみたいにいろいろな作家が小説の題材に選び、”朴槿恵に学ぶ○○”みたいなビジネス書が出回り、セミナーや何かでは彼女が直面したシチュエーションや、した行動などが例としてとりあげられたりするだろう。
もう何年も前だけど、韓国で女性大統領を主人公にしたドラマがあったのだとか。アタシは今頃へーーなんて馬鹿丸出しでうなずいてたりするんだけど
あのタイタニック号の恐ろしい事故に限らず、予言かと思われるような内容の小説などが現実に先んじて発表されたりすることはあること。
きっとそのドラマより、ドラマチックな5年間になるのは間違いないわ。
事実は小説より奇なりっていうからね。
アタシが最も注目してるテーマは、”国民大統合”。
ちょっと韓国のこと知ってる人にはいまさら説明も要らないであろう ’地域感情’ 。
全羅道地域では97%がライバルの文候補に入れてた。
これには朝鮮時代からの差別の歴史がある上に、朴槿恵氏の父、朴正熙大統領がクーデターを起こして政権についてからというもの慶尚道出身の軍人大統領が続き、与党ハンナラ党もこの地域の有力者が多いことから、全羅道の発展が立ち遅れてきた。
また、アタシが知ってるくらいだから有名な金大中元大統領は民主化運動のリーダーとして日本でも知られていたけど、こちらは全羅道出身で、全羅道地方の人たちはこの人物のなめた苦杯や苦労、加えられた痛みを自分のこととして感じているといっても大げさじゃないはずだ。
アタシにとっては日本文化全面解禁、日本にいたころの民主化運動だとかで立派な人だわという淡い好感なんかもあったのだけど、慶尚道地域に嫁に来てそれがぶっ飛んでしまった。
韓国では女性も政治の話題に積極的に参加する。ともすればそれが単なる悪口に過ぎなかったとしてもだ。義母から義姉、兄嫁までみんな全羅道出身の人がいないのでもういいたい放題![]()
民族感情とか地域感情って女によって伝えられるんだなーって実感(;^_^A
外国人のアタシでも染まるくらいだから子供は完全に洗脳されるよ。
政治家は感情で選んじゃいかんと理性的でいる努力はするけど、日常生活でも何気に出身地をチェックしたりしちゃうアタシ。
それでもね、偶然かもしれないけどアタシはこの地域の人とご縁があってよかったって、うちの団体の先生見直したってか一息ついたわ。
今日は時間がたっぷりなので次にそのわけを書くわね。
