今や少なくなったスポーツカーの中でも貴重なFRスポーツで人気なGR86に試乗しました。

スバルと共に開発しトヨタでは86、スバルではBRZでデビューした2台。2代目に86はGR86となりデビューしました。共に2.4ℓ自然吸気エンジン搭載しピュアスポーツとしての地位を確立しています。

しかしデビューからかなりの時間が経ったにもかかわらず何故今なのか?それは、私自身の愛車の次期候補に有力になりつつあるからです。



私は今2003年式スバル レガシィB4 2.0R(5MT)に乗っています。気に入ってる車なので今の個体がダメになっても同じレガシィB4を買いたい気持ちが強いのですが昨今の中古車高騰を受けてジワジワと相場が上がってるため別の選択肢も視野に入れないとなぁ…と思い探し始めました。

そこでシビックRSやMAZDA 3等を検討していましたがどうもピンときませんでした。

そんな中試乗ではシビックやMAZDA 3と同じくピンとこなかったもののインパネの雰囲気だけは気に入っていたGR86/BRZを今一度見てみたいと思うようになりした。そこからスバル乗りなのでBRZのレンタカーを探しましたが少々割高感のある料金に諦めてGR86のレンタカーを探したらトヨタレンタリース京都さんの西三条店で借りれるとのことでレンタルしました。


GR86 RZ(6MT/FR)

お店に着き手続きを終えて車両の説明をして頂いた担当者にマニュアル車に普段から乗っているので操作は大丈夫ですと伝えて出発時に盛大にエンストをかますという……

最初は緊張しっぱなしでしたが慣れると気になる点が出てきました


・低速時の乗り心地の硬さ

乗り心地がかなり硬めです。とにかく段差に対してゴツゴツと跳ねる印象です。2万kmも走れば馴染んでくる乗り心地が硬め…ということは新車時はもっと硬い乗り心地なのかと思うとゾッとしました。因みに装着されていたタイヤはミシュランのパイロットスポーツ4ですがハイパフォーマンスなタイヤなのか乗り心地の硬さの要因の一つではあると思いました。

→足の硬さの理由は嵐山高雄パークウェイを試乗した時に判明しました。詳しくは良かった点の“スタビリティの高さ”をご覧ください。

・遮音性が皆無

ミシュランのパイロットスポーツ4なのにうるせえ!!と叫びたくなる程のロードノイズが聞こえてきます。とても300万オーバーする車の遮音性とは思えない程酷いです。





・所々の質感の低さ

例えばエアコンの吹き出し口パネルに関しては一緒に試乗していた友人曰く自家塗装レベルの質感みたいでドアノブ周りはミライースと大差ないということなのでとても300万オーバーする車の質感ではないなぁ…と思いました。


気になる点はこのくらいでした。

続きまして良かった点についてお話していこうと思います

・スタビリティの高さ

嵐山高雄パークウェイにて試乗したのですが少しペースを上げても全く破綻することの無いスタビリティの高さには驚きましたしワインディングを思い切り楽しむことが出来ました。これは足回りを硬めにセッティングされていた理由であると思い納得しました。

個人的な良かった点はこの1つですがこのスタビリティの高さだけで気になる点を帳消しにするくらいの良さと言えます。なので、スタビリティの高さを求められる方やノーマルで走りに拘る方にはオススメのグレードとなります。

他にSZ、RCとグレード展開されていますが街乗り志向強めなのがSZ、競技や改造ベースに向いているのがRCとなります。


ただし、グレードに違いはあれどAE86のように愛される車という点は変わらずでどのグレードにも良さはあり選んで後悔することはないと思います。

思い思いに86を楽しむ姿を見ることがあり次期愛車の有力候補になりました。なので、将来的にはもしかするとこのブログに86が登場することがあるかもしれません(笑)

その時はまた宜しくお願いします。

ではまた次のブログでお会いしましょう。