7月某日、晴れ、猛暑。
梅雨は明けたのかしらん…。
SPINNIN RONIN「SKY RUNNER」も無事終わり、後遺症もなく通常の生活に帰還。
ここ最近の2公演は「スピニンジレンマ」にも陥る事なく、その点は満足。
このスピニンジレンマというのは、まぁ僕だけかもしれないが、芝居とパフォーマンスのバランス問題である。
芝居は、初日から千秋楽に向けて熟成が進み、千秋楽では1番深い所まで潜って、良い演技ができる(と思い込んでいる)
逆にパフォーマンスは、初日から徐々に疲労が溜まり、千秋楽では全くキレのない動きしかできなくなる(事が多かった)
このジレンマを、僕は再演SKY RUNNERからずっと感じていて、いつも千秋楽は悔しい思いをしていた。
…が、前回のOVER THROWから、千秋楽に1番良いパフォーマンスが出来るようになってきた
これは、嬉しい
スピニン歴5年にして、やっと…ようやく…1つ上のステージに立てそうだ。
そんな僕だが、今回のSKY RUNNERではしっかり洗礼も受けた。
今回のラストのパフォーマンス、5人がファイティングセットをするシーンだが、ここの照明が素晴らしく、舞台の床に全く光が当たらず、演者が本当に空を飛んでいるような照明だったのだが、これが怖かった
突然下を向くと本当に漆黒の闇のようで、回転技が怖くて出来なかった…。
情けない…とは思ったが、仕方ない
お客様に無様な技をお見せするわけにはいかないっ
急遽、ゲネで技を封印。
その動きがこちら。
次こそこの動きを披露出来るよう、また一から積みますか。
さて、自主練してこよっと…。