こんにちはえりです。
初夏の気持ちいい季節になりましたね!
今日11日に誕生日を迎える父のお話です。
私の父は30才で自動車販売店を立ち上げ、もう30年近く経営し続けてます。
販売店なのですが、父の手は自動車の油で真っ黒です。手を洗っても落ち切らず黒く手に残るんです。
若い頃の私は、父の仕事に興味を持つことはありませんでしたが、最近とても知りたいと思うようになりました。
そのきっかけは、佐藤浩市さん主演のドラマ『LEADERS リーダーズ』 を見て、父の手を思い出したからです。
そのドラマはトヨタ自動車創業者、豊田喜一郎さんをモデルに、国産自動車製造に人生をかけた人々を描いたもの。
社長でありながら手は車の油で黒く残り、車をいじっている時、作ってる時、が1番幸せだと語ってました。
久々に会った父は、昔と変わらず、ずーっと仕事の話し。
本当に仕事が好きなんだなと思いましたね。
ご飯を食べた後、父が仕事仲間とよく行っていたBarに連れていってくれました。そこでもずーっと仕事の話し。
なんで会社始めたの?と聞くと
「憧れだな」
何が大変だった?と聞くと
「次は何が流行るか、何が必要とされるかを常に考えなくてはならない」
と。
写真は私が1歳の頃。
今も父の手は、たくましい。
働く男の手でした。
その手で私の手土産と母に誕生日でもらったカバンを嬉しそうに持ちながら帰宅したのでした。