名人が負けてしまった・・。PONANZAの前に一歩も動けず・・。

 

 

OVER THROWのお話もまさに、このシーンがありました。

 

「神の手が・・神の手が敗れました。・・」

 

と涙をにじませて人類最後の砦が敗れたことを必死で解説する木村記者。

 

なんとも感慨深い・・。

 

 

しかし現実では、電王戦は終わり、これからの将棋はAI将棋と歩み寄って生きていくのだと・・。

 

個人的には勝負し続けてほしいなあ・・

 

人類は挑戦者になってもPONANZAに戦い続けてほしい。

 

そして誰もがひざまづく「王」を待ちわびたい。

 

 

木村記者

 

「勝てるはずのないミネルヴァに人類は最後のカードを切った。

 

そのカードとは人として最低な人間だった・・。

 

そのカードとは、逮捕歴があり、妻子を失い、将棋界を追放された男だった。

 

最低な人間を人類は選んだ、いや選ぶしかなかった。

 

彼は、人類の未来を背負ってどう戦うのか。

 

そんなこと彼は考えてなくて、ただ彼はこの場にやってきて駒を握るだけ。

 

だから私たちも・・この戦いを、この戦いをただ・・見守るだけです。」

 

 

そういって木村は最低にして最強の棋士、荒木洋平を送り出す。