3回目の更新は山崎恵理です。私がSPINNIN RONINメンバーになるまでのお話をししたいと思います。

6年前、私は親友に誘われSPINNINのダンスオーディションに参加しました。

加世田さん「それでは始めましょう。ここはクラブです。音楽かけますのでバトルしてください。はい、お好きにどうぞ」

当時の私にとっては、オーディションでダンスの振りを渡されず、自由に踊るということがありえなかった。緊張しまくって何をしたかもあまり覚えてません。

でもこれがSPINNIN流なのでした。

結果は合格。

初めての舞台は「HOLY HAND」 。ダンスだけで出演するつもりだったのですが、ダンサーになる夢を持った女の子、"今日子"の役をいただきました。
 

演技未経験の私には「ありがとう」というたった一言のセリフがなかなか言えなかったのでした。

そして次に出演したのは「シェンズーガールズ」。カンフー女子"ユエン・イーピン"という役をいただきました。
 

加世田さんは、灼熱の暑い日だろうが、泥んこになろうが、これまた未経験の中国武術を公園でたたき込んでくれたのでした。
 
衣装がスクール水着に見せかけたレオタードだったり、トイレ用具のスッポンでアクションしたり、ある意味根性ついた作品でした。

気づけばSPINNINメンバーといる時間が増えていきました。一緒に時間を過ごした大切な仲間。

昔は中国武術の練習中によく過呼吸になっていました。朝が弱いし、たまに泣いちゃう、でも練習をひたむきに続けるど根性女子、"横山真希"。
 

この人の演技を初めて見た時の衝撃は今でも忘れない。台詞を放った瞬間、周囲の空気の色が変わったのを感じました。ファミレスで突然始める一人芝居は迷惑だし、この人が運転する車に乗ると何故か酔っちゃう"榎本鉄平"。
 

動きが繊細過ぎて、この人の動きをみていると涙が溢れ出てくるのです。台詞がなくても台詞以上のメッセージを送ることができる人。だけど台本のト書きが少なく、ドーンとかバーンとか擬音語で演出をつけちゃう"加世田剛"。
 
 
このカッコ悪くてカッコいい3人に惚れて、心震わせられて、支えられて今日まできました。

SPINNIN RONINのメンバーになって6年。

SPINNIN RONINは私にとって掛け替えのないモノになりました。

今回の作品「OVER THROW」では、この6年で積み重ねてきたものを、ステージの上で出し切ります。
 


 

SPINNIN RONIN

『OVER THROW』

 

SPINNIN RONINの最新作は人間対AIのお話。
舞台は9×9=81マスの将棋盤の上。
SPINNIN史上最大の問題作になるであろう本作。
どうぞお見逃しのないように。
  
◎予約フォーム
https://ticket.corich.jp/apply/77707/001/
 
2017年3月9(木)~3月13日(月)
劇場:東京・両国シアターΧ 
演出・監督:加世田 剛
脚本:鯨
 
3月09日(木) 19:30[A]→SOLD OUT※加世田パフォーマンスを予定
3月10日(金) 14:30[B]→△
3月10日(金) 19:30[A]→◯
3月11日(土) 14:30[A]→SOLD OUT
3月11日(土) 19:30[B]→◎
3月12日(日) 14:30[B]→SOLD OUT
3月12日(日) 19:30[A]→○
3月13日(月) 14:00[B]→△※アフタートークを予定


※受付開始は開演1時間前、開場は開演30分前となります。
※公演時間は120分を予定しております。
 
◎CAST
大西まさし・吉田憲章・横山 真希・山崎 恵理・中村萌乃・松井翔吾・村田直樹・塩田良平・松尾拓・小田 洋輔・いしわたり ようこ ・三浦奈々子・芳村大樹・小野寺博・宮岡俊介・岡村佳代子・キタタカシ・山城秀之・小野瀬悠太
 
◎チケット料金 (全席自由席)
前売り¥4,200/当日¥4,700
※小学生未満無料。お連れになる場合は必ず予約ページの備考欄に”幼児同伴”とご記入ください。
 
◎予約フォーム
https://ticket.corich.jp/apply/77707/001/
 
お問い合わせ:info@spinninronin
オフィシャルサイト:http://www.spinninronin.jp
Twitter:https://twitter.com/spin_jpstaff