原子力NO!クリーンエネルギーYES!

連日、福島第一原子力発電所の厳しい状況が報道されております。
原子力の専門家ではないので、報道された内容を厳しい面持ちで
見守ることしかできません。
危険を顧みず現場で作業にあたる皆さんの無事、
そしてこの事故の終息を心より祈っております。
原子力発電の安全神話が崩壊した以上、
自然エネルギーを利用した電力供給の注目度はさらに高まります。
そこで今回は、もう一度「住宅用太陽光発電」の費用対効果について考えてみたいと思います。
太陽光発電って得するんですか?
よく、富山で太陽光発電って「モト」とれるの?
というご質問をいただくのですが、
結論としましては
「使い方次第」
です。
太陽光発電の設備導入費と
電気料金売却益(1kwhあたり48円)+電気料金削減代(1kwhあたり約21円)を
比較してコスト効果を算出します。
仮に毎月8000円程度の電気料金を払っている
日中どなたたが家にいらっしゃるご家庭をモデルケースに考えてみます。
簡単な計算
まず太陽光発電の容量は4.0KWそれにかかる工事費は280万円
補助金がJ-PECより28万円富山県より5万円支給されるものと計算しまして
ご家庭からのお支払総額は247万円
発電量は富山県内だと年間平均値の90%程度
4.0kwのシステムで3600kwhです。
(kwhとは電力量の単位。1kwh=1000Wのドライヤーを1時間使った電力量)
電力会社に電気を売却する価格が1kwhあたり48円なので
年間 3600kwh × 48円 = 172800円
何年で「モト」がとれるかといいますと
導入コスト 2470000円 ÷ 年間電気料金売却益 172800円 = 14.3年
となるのです。
・・・・あれ、ちょっと待ってくださいね。
太陽光は日中しか発電しません、
日中にどなたかが在宅していて電気を消費した場合その分は
売却益ではなく電気料金削減代にあたります。
仮に電気使用量の30%を日中使ったとすると下記のような計算になります。
導入コスト 2470000円 ÷ (電気料金削減代 25200円+年間電気料金売却益 115200円) = 17.6年
ということとなり、ちょっと「モト」が取れるまでの期間が長くなっちゃいました。
太陽光発電設備の寿命が20年以上といわれていますので、損はしませんが、
こういった計算をちゃんとしてくれて、納得の上、設置をお願いしたいものです。
非常事態に思う
われわれ現代人のほとんどは、電気のない生活を体験したことがありません。
今回のような震災で電気が長期間にわたり停電になった場合は
太陽光発電が威力を発揮します。
停電中、自宅の太陽光発電でできた電気を皆さんに提供して、
携帯電話の充電に使ってもらっていたご家庭の取り組みは
非常に素晴らしいものだと感じました。
今後、否が応でも自然エネルギーに
シフトしていかなくてはいけない世の中になります。
賢い消費者として、そしてエネルギーの生産者として、
ブームに乗せられるのではなく、
ブームをちゃんと乗りこなしていただければと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝感謝。
一歩前進。
P.S
実は太陽光発電の導入効果は売却益効果と同じぐらい
「売却したいマインド」から発生した節電効果のほうが
大きいというデーターがあります(笑)
みんなで節電、みんなで省エネ。楽しんでいきましょう。