訳者後書きによると、トルストイが19世紀末に執筆した短編「主人と下男」を下敷きにしてる作品だと言う。主人公が商人から医者になり、旅の目的が商談から病気の治療に変更された他は基本的にプロットは踏襲されたまま。
知識人である医者のガーリンと無知なセキコフのコンビの道中のやり取りが描かれた物語。時代設定が良く判らん(-_-;)軽くsummaryを見た時点では、謎のゾンビ化を防ぐワクチンを届けるって言うんでそっちがメインだと思ってたけど、ぶっちゃけワクチン関係なくね?(笑)いや、高尚な目的の為に困難に挑むって事なんだろうけどさ。正義の達成の為には何してもいいって 暴力でも何でも目的達成を邪魔する者には鉄拳を加えるって、本末転倒ながら、共産主義の恐怖政治のベース。お供となったセキコフをゾンザイに扱うガーリンだけ生き延びるってセキコフ死に損だしさ。庶民は所詮 使い捨ての都合良い道具って扱いな訳ね。本筋とは関係ないんだろうけどセキコフの無駄死にがお気の毒でした。こんな独善的な医者に関わらなきゃ良かったのに。大金に目が眩むと碌な事ないって話にも取れる。続編もあるそうな。まぁ、目的達成出来ずともガーリン生き延びたもんな(笑)何やってんだか。