吉川英治文学賞ってことで手にしてみた作品。

なかなか込み入っていて ナチの私生児養育施設だなんて 設定からして 如何にも人体実験に熱心だった幹部たちの実態に迫ってる感じ。 ノンフィク仕立てなのが効いていて 面白かった。

フランツのと淡い恋が最後の最後に効いてたんだなぁ。全体は狂気のクラウス医師が強烈・・でもやってる事が強烈な割には物語を回してるのは彼の周囲の人々。まぁ時代小説的なものってこう言うもんか。

兎も角面白かった。ユダヤ人が迫害されたのは知ってるけどポーランド人の扱いも大概だよな。見た目第一主義かよ。