佐野広実著 

痴ほう症初期と診断された所から始まるので、タイトルはてっきりそこ由来と思ったけど、公安のスパイとして身元を偽り生涯を過ごして、挙げ句斬り捨てられ、本人に戻ることも叶わずに、認知症に為って施設の前に棄てられた老人のことも示唆してるのか。施設の門の前に棄てられたから門前さん、その身元を探るうちに国家規模の犯罪にたどり着く。其を察知した政治家、警察組織に命を狙われる羽目になった元警察官、今マンションの管理人が主人公。滅茶面白かったです。