映画としては面白い出来だったと思う。
息子が見つかったという結果にも関わらず 救いがない絶望で終わる。
まず 最初に 母親の置かれてる状況把握が難しかった。粗筋には目を通した上で観たのだけど それでも描かれてるメキシコの社会状態が余りに違い過ぎて想像ができない。人情物語かと思ったけど全然違う方向に舵が切られて終わった。なんと!こう きたか。
行方不明となった息子の安否を心配して探し求める母親が中心のお話。当然治安の悪さの「被害者」になっていないかという不安が母親を追い詰めている。
だが母親の不安は外れた。幸か不幸か大外れで 息子は生きていた。
ここに描かれてる社会には希望がない。
貧しいと 自分が生きる為に 強盗も人殺しもする人が出てくる。
生き延びる為に 混沌とした社会で生き延びるには倫理観は役に立たない ということが描かれてる映画。