キラキラキラキラよかった。キラキラキラキラ

時代が余りにも違うから現在ではあり得ない設定だけど でもやはり一見の価値はある名作。

貧乏な主人公の母親はアンソニー・クイン 演じる旅芸人に娘を売った。売られた娘は 結局粗野な「飼い主」に「懐いた」って事。

サーカス団に誘われても綱渡師に誘われても修道女に誘われても断って粗野な芸人について行った彼女の切ない人生。

アンソニー・クイン演じる旅芸人は粗野だけど 今の凶悪犯みたいに人間味のない輩じゃない 極悪非道な旅芸人じゃない。居場所のない粗野な旅芸人が居場所のない娘を買って…不幸な最期を知って泣き崩れるラストが印象的。

アンソニー・クイン

 

 

監督 フェデリコ・フェリーニ ■キャスト アンソニー・クイン ジュリエッタ・マシーナ リチャード・ベイスハート アルド・シルヴァーニ ■制作年/制作国/本編尺 1954年/イタリア/109分