1956年の伊映画です。
無骨で頑固な親父が主役で、人生の悲哀を描くというどこかで聞いたような物語りの枠組みですが描かれてるエピソードは当然違います。

ささやかな幸せが人生を余計に切なくさせます。
悲哀に満ちた音楽が効果的。

爺様、三昧でニーノロータの解説時、地中海には湿った鬱が感じられる。音楽に哀切があると語ってましたが、そのまんまの作品。
幼いサンドロが終始緩衝材となって物語りは進みます。

地味なヒューマンドラマだけど、名作。