はい、がんなんですけど

はい、がんなんですけど

肺がん(肺大細胞神経内分泌腫瘍=LCNEC)ステージⅣと診断されたおっさんのゆるい毎日。

先週金曜日、国立がん研究センター患者・市民パネルの会合があって、江戸へ行ってきた。
患者・市民パネルとは、国立がん研究センターが進めるがん対策のいくつかに、患者や市民が意見を述べることができる仕組みや、意見を述べる人のことを指す。

俺も昨年度から委嘱を受けていたけれど、何が忙しいのかわかんない理由で忙しくて、対面での会合になかなか参加できずにいた。

今年度はできるだけ時間を作って、積極的に参加しようと思っているので、その第一歩と言ったところ。

会合でどんな話をしたとか、何について会合を持ったのかという点については、ないしょ。

そのうち何かしらの成果を伴って、国立がん研究センターから発表があるはずなので、首を長くして待っててください。

 

 

 

その夜は、過去に患者・市民パネルを勤めた人たちも交えての飲み会。

ずっと話をしたかったサバイバーさんと話ができたり、名刺交換できたりで、かなり実のある集まりだったんだけど、この元気な人たち(俺含む)の多くが、がん治療を受けてきた、あるいは現在受けている人だなんて、がんのリアルを知らない人には驚きかも知れないなあとか、そんなことを考えた。

 

 

翌日は、埼玉県さいたま市浦和区まで遠征(と言っても、江戸での拠点にしている蒲田から、京浜東北線で乗り換えなし)。

なぜかさいたま

 

 

リレー・フォー・ライフ・ジャパンさいたま実行委員会にお邪魔した。

「16日土曜日暇なんで誰か遊んでください」

とSNSにあげたら、さいたま実行委員会さんから

「暇なら遊んであげるから浦和まで来なさい」

と連絡があったので、喜び勇んで遊びに行った。

めちゃめちゃ遊んでもらった。

お昼過ぎに蒲田を出て、帰ったのは日付が変わる少し前だった。

 

そして、島根に帰るその日は、朝から妻と2人で国会議事堂へ。

アポなしで国会へ行っても、無料で見学できるとホームページに書いてあったので、そりゃあもう主権者としては、どんなところか見ておかなくちゃねということで、行ってきた。

建物が、テレビでよく見るアレと同じだった(当たり前)。

あの真ん中の高いところは中央塔と言うらしく、高さは65メートル(って言ってた気がする)。

 

議事堂を正面に見て左側が衆議院で、右側が参議院。見学したのは、衆議院。

 

細かいところで違いはあるんだろけど(本会議場の議席数とか)、基本的には左右対称に造られている。

 

 

あれこれ勉強になったんだけど、気になることもあれこれあった。

まず、見学の受付に、民間企業ならクレーマーから詰め寄られるに違いないほどの無駄が蔓延っている。それは、意味が分からん!と叫びたくなるほどに。

そして、見学の順路(専用コースなどは無し)は、やたらと階段を上がったり下りたりする。

バリアフリー?ナニソレオイシイノ?状態だ。

また、案内しながら説明してくれる衆議院警務部のお兄さんが、地声で説明してくれる。

けっこうな人数がいたので、縦に長い列をなして議事堂内を移動するんだけど、先頭にいて地声で何か言われても、後ろの人は聞こえない。

そりゃまあ、無料見学だから説明が聞こえなくても仕方ないのかも知れないけど、説明する人だって「で、僕は誰に説明しているんですか?」ってなるんじゃない?

知らんけど。

 

選挙権を持つ人を有権者と呼ぶ。間違いではない。というか、正しい。

でも俺は、自分で有権者とは名乗らないことにしている。

主権者。

国会議員を当選させてあげて国会に送り込んであげて仕事を与えているのは、こっち側だと、ずっと昔から思っている。実際その通りでしょ?

だったら国会議事堂もこっち側の財産のはずで、そこを見学するのに不便な思いを強いられるというのは、随分な話じゃありませんかね、センセイ方。

 

 

日本では、人がひとつ年を取るタイミングを、法律で規定しているらしい。

それは、誕生日の前の日が終わった瞬間。

なので、2月29日の人は、2月28日が終わった瞬間にひとつ年を取るので、“80歳でハタチ”なんて美味しい話は、ないそうです。


というわけで、こどもの日が終わった瞬間に、すっぴんどるは61歳になりました〜ヽ(=´▽`=)ノ

まさかの還暦+1。

肺がん4期告知の時には、「残り2年かなあ」と思ったのに、6年を超えちゃった。ありがたいことだと、心から思う。

そんな誕生日、昔からお世話になっている写真屋さんのオファーで、写真を撮ってもらった。

「がんを克服して、今も若々しくしている姿を写真に残そうよ」

とのことで、お世話になった島根大学医学部附属病院の前で撮影。



撮るのは仕事だけど、撮られる機会はなかなかないので、どうな顔したらいいか分からん!
でも、楽しい撮影だった。
妻よ。遺影はこれで頼む。

今年のゴールデンウイークも、後半に突入。

前半は雨が降って行楽に不向きだったものの、終わりかけになってやっと初夏らしくなった気がする。

それでも2日は晴れに恵まれたので、朝6時に松江を出て、瀬戸大橋を渡ってうどん県へ行ってきた。


香川県丸亀市にある行列のできる製麺所に着いたのは、8時半過ぎのこと。お店の前には既に長い行列が!まだ開店前なのに。
30分後、醤油うどんとちくわ天を注文した。
念の為に言っとくけど、丸亀製麺ではない。

本当はお腹いっぱい食べたいところを、1玉の小で我慢した。なぜなら、はしごうどんしなくてはならないから。
取り敢えず腹ごなしだよねということになり、金比羅さん詣り。





こんぴらさん舐めてた。
これは、最早お詣りではない。登山。
石段は、785段なんですと。
肺がんサバイバーでCOPD持ちの夫に優しくない妻は、事もなげにスタスタと登っていく。
そして、喘ぎながらよろよろとついて上がる還暦過ぎのおじさん。
降りたらうどんが待っている!
その思いを胸に、頑張った。
ごほうびうどんは、門前町にあった。
美味かった。

帰り道、岡山大学病院目の前にある肺がんサバイバーに会えるカフェ、知る人ぞ知る栞日へ。
マスターのイサムさんとのお喋りの後は、岡山市内の渋滞に揉まれながら帰途についた。

ゴールデンウイークももうすぐ終わり。
明けたら、リレー・フォー・ライフ・ジャパンしまねの準備を加速するぞ〜