ザキの渓流釣り
一通りの渓流釣りを経験したザキが、渓流魚の釣りについて思うところを語ってみようと思います。
未経験のものも、知りうる限りで掲載していきます。
まず、おおまかに、エサ釣りと疑似餌の釣りがあります。
その中に、さらに以下のようなジャンルがあります。
せっかくなので、平均的な予算なども書いておきましょう。
予算は、主に竿、リールだけですので、ウェーダーなどは含みません。
参考までに、ウェーダーの価格も書いておきます。
詳しくは、各メーカーのカタログなどをご覧ください。
ナイロン系
1万円を切るものもあるが、3万円くらいがオススメ。
ストッキングタイプだと動きやすいが、専用のシューズが別途必要。
シューズは2万円程度。
基本的に立ち込むためではなく、濡れないためのもの。
ある程度の水温がないと、夏でも立ち込むにはかなり寒い。
ネオプレン系
最低でも二万円は見ておく必要がある。
一般的なのは五万円くらい。
4mm厚がオススメ。
7mmくらいまである。
冷水域でのウェーディングには必需品。
冬場にも絶対必要。
スリムウェーダー
3~4mmのネオプレンを使っているものが多い。
3~4万円くらいで買える。
アユの人は必ず持っている。
流れのきつい場所で立ち込むときにいい。
●エサ釣り
川虫やミミズなどを使うえさ釣り。
渓流では、浮子を使わず、目印でアタリをとるミャク釣りが一般的。
基本的には同じもので、①からの応用、発展で成り立っている。
①一般的な渓流釣り
主にミャク釣り。
竿は6m前後で、先調子のものを使う。
源流では3m程度まで使う。
ラインは0.2~0.6号程度。
仕掛けは、竿と同じ長さで、通し仕掛けが一般的。
ハリはエサや好みにより大きく違う。
錘は極力軽いものを使う。
自然に流す事がいいとされるため、こういった仕掛けになる。
特殊なもので、オーバーハング下を狙うためのチョウチン釣りがあり、仕掛けが2m程度と短く、太めのものを使う。
竿を伸ばしたり仕舞ったりを繰り返すため、痛むのが早い。
予算は1~5万円程度。
ほとんど竿代。
エサは自分でとればタダ。
②ゼロ釣法
※ザキ未経験
基本的に、前述のミャク釣りと変わらないが、仕掛けが非常に細い。
ミャク釣りを発展させたものと思えばいい。
6~7m程度の竿が一般的で、里川で二十センチ程度の、あまり大きくないサイズを狙う。
ラインは0.1号前後で、0.08号なども使う。
ハリは非常に小さく、ヒラタカゲロウ(チョロムシ・ピンチョロ)などを使う。
穂先が非常に柔らかい竿を使い、細糸のため、比較的胴調子のものを用いる。
開けた川での釣りのため、やり取りはおもしろそう。
尺サイズは取り込みが難しいらしい。
6万円程度。
竿が高いです。
③本流釣り
※ザキ未経験
河川の中流域で、大物を狙う釣り。
竿は8~9mと長く、糸は0.8号前後と太い。
8寸~尺程度がメインで、大きいハリ、大きい錘を使う。
エサはキジやクロカワムシが多い。
大きいものでは40cmをお超えるとか。
6~9万円程度。
竿、すごく高いです。
④遡上魚の釣り
サクラマス、サツキマス、サケ、アメマス、マルタなど。
竿は本流竿と同じ程度の長さだが、糸は最低1号、太いと3号以上を使い、サケでは5号が珍しくない。
ザキはサクラマスにおいて1.5号を使った。
ハリはサクラマススペシャル(オーナー)。
海用の丸セイゴを使う人も多い。
エサはぶっといキジやサンマの切り身など。
マルタにはカラバリを使う。
竿よりもひと紘くらい長い仕掛けを使う。
その方が、竿をのされにくい。
魚に引きずられたい人にオススメ。
この釣りにおいて、タモ網とは外道を入れたり作業台としての役割しかない。
なぜなら、大型の魚はタモには入らないし、そもそも足元まで寄ってこないからだ。
浅い瀞から無理やり引き上げる事が多い。
だって、糸切れないし。
あるいは補助者にタモ入れをしてもらう。
③までと違い、U字引きなど、自然に流すよりも魚のいる場所へ送り込む事を重視する。
9万円程度。
スーパーゲームパワースペックで安く抑えましょう。
でも高いです。
ラインはルアー用を使うと安上がりです。
⑤もうなんだかよくわからない釣り
※当然のように未経験
スティールヘッド、キングサーモン、イトウなど。
竿は鱒之介以外の選択肢はないと思う。
ラインは8~10号。
ちなみにこれ、海釣りではない。
ハリは何を使っているのかよくわからないが、たぶん信じられないものを使っているのだろう。
エサもよくわからない。
きっと切り身とかだろう。
仕掛けは通しで、8.5mの竿に10mの仕掛けを使う。
取り込みはガイドさんに任せる。
1m前後の魚を相手にするため、当然のように自分が引きずられる。
怖い。
知る限り、124センチのイトウが最大。
エサはドバの房掛けだったとか。
もうわけわからん。
鱒之介は15万円。
タックルベリーでは8万円でした。
あとは頑張ってください。
●疑似餌の釣り
おおまかに、ルアーと毛鉤に分けられる。
ルアーと毛鉤はまったく違う釣りなので、その中からいくつか紹介する。
○ルアーフィッシング
①渓流
※ザキ未経験
意外とマニアック。
有名なわりには人口が少ないように感じる。
主に超小型のミノーを使い、中型以上のイワナ、ヤマメを狙う。
ロッドは5~6ftのULが多い。
ラインは3~4lb。
トゥイッチで釣っていく。
ロッドは1~4万円。
リールも同じ程度。
ルアーはミノーが一本1000~1500円程度。
スプーンが一枚300~500円程度。
②本流
※ザキ未経験
トラウトルアーと言うと、主にこの釣りを指す。
里川以上の広さがあり、ポイントが定まりにくい場所では非常に有利。
広範囲に探れるルアーの利点を最大限に活かせる。
大型がかかる可能性が高く、ロッドは6ft程度のULが多い。
ラインは4~6lb程度。
小型ミノーや、スプーンを使う。
遡上魚を狙っていると、シーバスも釣れたりするらしい。
その場合は、L~MLを使い、ラインは8~12lbとなる。
ロッドは1~5万円。
リールも同じ程度。
ルアーはミノーが一本1000~1500円程度。
スプーンが一枚300~500円程度。
③管理釣り場(エリア)
・ストリームエリア
リヴァスポット早戸(http://www.hayatogawa.com/ )などのストリームエリア
SULのロッドをメインに使う。
3lbが多く、ミノーの反応がいい場所が多い。
エリア用のミノーはポンド向けに開発されているので、自然河川で使うものを流用するといい。
スプーンはスリムタイプが活躍するが、アワセた時のすっぽ抜けに注意しないと顔面に飛んでくる。
ザキは何回かあたった。
コントロール重視のため、2.5gばかり使っていたのでかなり痛い。
・ポンドエリア
王禅寺(http://www.fishon-oz.jp/ )などのポンドエリア。
ゲーム性が非常に高く、ルアーフィッシングらしい釣りになる。
小型数釣り、大型化など、それぞれに特色が強い。
小型の多い場所は死亡率が高く、アタマも悪いので釣りやすい。
ルアーを魚にあわせると、あっさりと釣れる。
ラインでアタリをとることが一般的。
2g前後のスプーンを使う。
大型が多い場所では5gも使う。
ボトムでの反応がいい場合が多い。
王禅寺は表層。
XUL~ULを使い、ラインは2~4lb。
トラウトで唯一クランクを使う釣りだろう。
ザキは吉羽園(http://www.yoshibaen.com/ )がお気に入り。
ベイトフィッシュを放しているので、ルアーの追いがすこぶるいい。
吉羽ではスリムスイマーの3.5gを多用した。
ロッドは1~4万円。
リールも同じ程度。
ルアーはミノー、クランクが一本1000~1500円程度。
スプーンが一枚300~500円程度。
マイクロスププーニング用のXULとミノー&大型用のULがあるといい。
中間のSULは、予算があったらでいいと思う。
クランク用、ミノー用、スプーン用と、それぞれ違うアクションなので、自分に合った竿を見繕うといい。
とりあえずはじめるなら、アブのマスビート(鱒人)がおすすめ。
○毛鉤
フライフィッシングが有名。
テンカラもこの中に入る。
①フライフィッシング
・ドライ、ニンフ(渓流)
フライと言えばこれ。
水面に浮くラインを使い、渓流の瀞や淵で静かに毛鉤を流す。
♯3が多く7ft代が多いが、近年は6.6ftなどの短いモデルもでている。
リーダーは6x前後、ティペットは7x前後(約0.5~0.6号相当)を使う。
ナチュラルドリフトが大原則で、動かす事は絶対にしない。
表面張力で浮かせるドライが好まれるが、ウキ(インディケーター)を付け、毛鉤を沈めるニンフ、ウェットと呼ばれるやり方もある。
マッチ・ザ・ハッチといい、羽化する水生昆虫にフライを合わせる。
そのほとんどはカゲロウかトビケラ。
特殊なドライでは、湖でのシケーダー(セミ)、フローティングワカサギ(ワカサギ死魚)、フローティングミノー(イワイミノーなど)、パンフライ(鯉用)があり、その中でも表面張力に頼らず、素材の浮力で浮くものについてはフローティングと呼ばれる場合もある。
ロッドは1~7万円。
リールも同じ程度。
ラインは8000円くらいを見積もるといい。
他、タイイング用のバイス(5000~数万円)、ハックル(3000~15000円)など。
ハックルは種類によって大きく違うので、よく確認すること。
・ストリーマー
ザキが大好きな釣り。
ルアーに近い考え方で、沈むラインを使い、カウントダウンする。
タナまで届いたところからリトリーブをする。
シューティング・システムが有利となる場面が非常に多い。
湖や本流ではこの釣りが多い。
ダブルハンドを使う人も少なくない。
小魚を模したものが多く、見た目よりは動きを重視するため、ぱっと見では魚に見えないものが多い。
♯6~8が多く、シンキングラインを使う。
リーダーは3~0x、ティペットもそれに順ずるものを使う。
ゴン!とアタリが来るのでおもしろい。
ロッドは1~9万円。
リールも同じ程度。
リールはディスクドラグが有利。
ラインは、シューティングシステムならランニングライン、シューティングラインともに五千円程度だが、ランニングは一本でいいが、シューティングラインは数種類必要なので、釣り場を見て買うこと。
・ウェット
※ザキ未経験
ファンシーの釣り。
上記のウェットとは違う。
惑わして食わせるため、独特のフライを使う。
ダブルハンドを使い、ドリフトさせて釣る。
遡上魚を狙う人はほとんどがこれ。
ザキはあまり詳しくない。
ダブルハンドは高い。
②テンカラ
このブログでもおなじみ。
和式フライとも呼ばれるが、人による。
専用の竿に飛ばし糸を付け、その先にハリスをつける程度しか共通点がない。
竿は3~5mを使い、仕掛けが非常に長いのが特徴。
竿の1~2倍以上の長さをとるノベ竿の釣りはこれだけだろう。
馬素(バス)、テーパーライン、レベルラインと三種類の釣りがあり、それぞれに明確な基準がない。
というか、飛ばし糸の種類である。
しかし、それぞれに合う釣りがあり、毛鉤も違ってくる。
馬素は一般的ではないし、テーパーラインと変わらないので、テーパーラインとして扱うものとする。
竿は一万円~三万円程度。
バイスなどはフライを参照。
・テーパーライン
1~2号のフロロカーボンラインを、何本か撚りあわせ、先に行くにしたがって本数を減らして細くする。
2号なら6、5、4、3、2、ハリスとするのが一般的。
8:2調子が一般的で、ピンポイントの源流などが狙いやすい。
大きい毛鉤を使う。
積極的に動かして釣るため、ルアーの要素が大きい。
完全にルアーのような釣りもある。
電光石火のアワセが必要とされる。
ハリスは太く、1.5号程度。
・レベルライン
比較的新しい釣りで、3~4号程度のフロロカーボンの単糸を飛ばし糸に使う。
基本的にナチュラルドリフトで、軽く動かす程度。
毛鉤も小さいものを使う。
アタリが小さいが、毛鉤をくわえている時間が長いとされ、フライに近い。
ザキは4号フロロにハリスを直結せず、目印となる黄色い3号程度のラインを挟む場合が多い。
0.8号程度のハリスを使う。
レベルライン用に作られた胴調子の竿が多い。
・ザキのテンカラ(セミテーパーと勝手に呼んでいる)
上記の二つの、ちょうど中間に位置する。
ラインはテーパーラインだが、2.5号を3本撚りあわせ、先2mくらいになったら二本に減らし、最後に単糸にし、ハリス1号をひと紘(ヒロ)つける。
フライラインに近い感覚で、毛鉤を動かすことも、自然に流す事もできるオールラウンダー。
作るのに数時間かかるくせにワンシーズンで寿命が終わってしまうのが欠点。
しかし、キャスタビリティは他の追随を許さない。
ナイロンで作るとドライフライの釣りも可能。
竿いっぱい程度の仕掛けはナイロンの方が扱いやすいかもしれない。
竿はL&T(レベル&テーパー)を用い、3:7調子を使っている。
もともとはこのどちらでもない微妙な竿に対応する仕掛けを作ろうと思ったところから始まるが、以外とメリットが大きい事が判明。
毛鉤は、♯12くらいまでなら難なく飛ばせる。
選択肢が広いことは渓流において想像以上のメリットとなる。
③いろんな毛鉤
アユ毛鉤、ヤマベ毛鉤など。
サビキの川バージョンのような仕掛けで、上端に独特のウキを付け、下にはシモリウキをつける。
小物の数釣りに向く仕掛けで、夏以降になると雑魚がたくさん釣れる。
渓流竿だと穂先が柔らかいので、適当な万能竿を使うといいだろう。
どちらかと言うと清流釣りのジャンルに入るが、これもまた、毛鉤釣りである。
●あとがき
おそらく、渓流の釣りはこれで出し尽くしたと思うが、いかがでしたでしょうか。
これ以外となると、清流と重なるので、そこは割愛させていただきました。
なんせ、清流も含めると数倍になってしまうので…
こうしてみると、ザキもいろんな釣りをやっているものです。
他にも、ヘラブナやシーバスなどあるので、そう考えるとかなりになりますね。
渓流ではエサしかやらないけど、フライもやってみたい!
フライやってるけど、テンカラってどうなの?
渓流釣りやってみたいんだけど、どういうものがあるの?
そんな方は意外と多いと思いますが、少しでも参考になればと思います。
もしも質問などありましたら、コメント、メッセージなどにどうぞ。
可能な限りにお答えいたします。