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タックルレビュー10 エリア・ベイト!

記念すべき第十回のタックルレビューです。

今回は、エリアベイトのご紹介。

そう、単体ではなく、タックルとしての紹介です。

これはタックルレビュー史上初の企画です。

今後はぼちぼちと相性のレビューもしていきますので、ご参照いただければと思います。


さて、今回は近年盛んになりつつあるエリアでのベイトタックルですが、その先駆けともなったシマノのカーディフベイト56UL-Bと、ダイワのプレッソベイトリールです。



17歳、釣りと川と自転車と。-CA3E00110001.jpg


発売:DAIWA
ジャンル:ベイトキャスティングリール
対象魚:中型トラウト
ラインキャパシティ:6lb100m
ギア比: 5.8:1

ボール/ローラーベアリング:8/1

最大巻取り:55cm

最大ドラグ:2kg

定価:三万円くらい
中古:不明


発売:シマノ
ジャンル:ベイトロッド
対象魚:トラウト
適合ライン:3~6lb

適合ルアー:2~5g
アクション:スローアクション
素材:カーボン
仕舞寸:86.5センチ
定価:25400円
中古:不明



さて、なんでプレッソベイトにあえてカーディフをつけたのかってのは、ちょっとかじっている皆さんなら疑問に思われるでしょうね。

未だ、このコンビでやっている方は見たことがありません。

では、解説しましょう。



まず、プレッソベイト(以下プレッソ)は非常に軽く仕上がっております。

155gという、群を抜いた軽量リールです。

ハッキリ言って、やりすぎなくらい軽いです。

で、そんなプレッソちゃんを、ダイワのプレッソベイトロッドにつけますと、ややロッドに振り回される感があり、また、ロッドのパワーを最大限に活かしきれないと判断するに至ったからです。

むしろ、シマノのカルカッタの方が合うと思います。

色は合いませんけど。

対して、カーディフベイトは、短く、柔らかい竿でして、パワーゲームよりも繊細なやりとりに向きます。

つまり、プレッソと相性抜群。

ニューカーディフやエリアリミデッドはカルカッタと合いそうですが、こちらをつけても問題はないと思います。

ダイワのリールらしく、作りがよくも悪くも繊細で、本当のパワーゲームは到底ムリですが、エリアには向いています。

で、プレッソ×カーディフってどんな使用感よって事ですが、持ったときに感じるパワーの数倍以上のパワーを持っています。

だって、73センチのコイを難なく取り込みましたからね!


17歳、釣りと川と自転車と。-091129_0917~0001.jpg

え?

なんかおかしいっスか?

ええ、吉羽園さんですよ。

外道ですよ。

なんか水面でぱふぱふしてるところにちっちゃいクランク投げたら吸い込んじゃったんですよ。

ちょっとフナの血が入ってるように見えますね。

どうしても、こういうのがつれるときってネット持ってないんですよね。

貸してくださったお隣の方、ありがとうございました。

そして、驚かせて本当に申し訳ねえっす笑


まあ、なんとあれ、それほどのパワーがあるので、ポンドエリアでは向かうところ敵なしかと思います。

グリップが果てしなく短いので、大型とのやり取りでは手首が非常に疲れますが、他のエリア向けベイトロッドは問題ありません。



さてさて、では釣り方に参りましょう。

ベイトといえばミノーやクランクなどのプラッキングだと思ってるそこのあなた!←誰もいないところを指差す

ベイトタックルってのはスプーニングでこそ真価を発揮するのです!!←誰もいないのに力説する

なんでかって言うとですね。

以下のメリットがあります。


・手のひらで包み込むように持つので、感度が極めていい。

・ラインが張るだけのアタリを感じ取れる。

・ラインにすら出ないアタリを感じ取れる。

・近距離ならスプーンの動きすら感じ取れる。

・スプーンの方が投げやすい。

・PEがよれないので、さらに感度が上がる。

・パワーがおかしい。

・魚に走る隙を与えないから主導権を握れる。

・ドラグ音がうるさくない。

・一目置かれる。


つまり、ガツン!と来るようなプラッキングのアタリをとるより、繊細なスプーニングに向いているって事です。

もちろん、プラッキングにも合います。

クルージングしている表層の大型をスナイプしたり、渓流でピンポイントに落としたり。

コントロールが難しいので、それなり以上に使いこなさないといけないのですが、これらも慣れればやりやすいです。

また、トゥイッチングもやりやすいと思います。

デメリットとしては、以下があげられます。

地味に致命的なのもあります。


・マイクロスプーンが投げられない。(1.5gだと10mも飛びません。がんばりました。)

・5.6ftだから遠投できない。

・たぶん6.6ftでも遠投できない。

・魚がすごい勢いで寄ってくる。

・魚に走る隙を与えられない。

・ドラグ音が好きな人には嫌われる。

・変人扱いされる。


大型を狙うなら気にならないものがほとんどですが、遠投できないのは時に致命的な場合があります。

特にポンドエリアではかなり致命的で、何度か悔しい思いをしました。

66ftがんばってくれるかなあ。

というわけで、人によっては嫌いという方もいます。

よくカッコイイだけと言われますが、そんな事はない。

僕は、カッコイイだけのものなんか買いません。


メーカーが提示していないメリットも結構書いてあるでしょ?

スプーニングに関しては、シマノさんはもっと誇示していいと思うんですけど、イマイチやりませんね。

次くらいに来るのでしょうか。

期待しましょう。


では、最後に各メソッドごとに最適と思われるエリアベイトタックルを紹介しましょう。

カーディフベイト56ULB×プレッソベイトリール以外は、店でさわっただけですので、参考程度に見てください。

たぶん、こんなんで間違いないと思います。


●2~3gのスプーニング&4g程度までのミノーイング、クランキング、自然渓流でのルアー全般 3~4lb程度使用


・カーディフベイト×プレッソベイトリール

・TRBX-C57×プレッソベイトリール


●3~5gのスプーニング、7センチ程度のミノーイング 4~5lb程度使用


・プレッソベイト×プレッソベイトリールorカルカッタ50

・カーディフエリアリミデッドベイト×カルカッタ50

・ニューカーディフULBorSULB×カルカッタ50orプレッソベイトリール



●エリアでのパワーゲーム 5lb以上使用


・ニューカーディフベイトULB×カルカッタないしお好みの小型ベイトリール

・TRBX-C64×カルカッタないしお好みの小型ベイトリール



え?もっとハデなパワーゲームがやりたい?

うん。

カーディフモンスターリミデッドの93Bとかあるけど、7~30gとか書いてあるけど、6~14lbとか書いてあるけど、それって絶対に、絶対に、エリアで使うシロモノじゃないよね…?

サクラマスとかにはいいかもしれませんけどね。


でも、ほんとにほんとにドハデなパワーゲームやりたいなら、アラスカとかカナダとかニュージーランドとかサンゴ礁でのGTとかパプアニューギニアでのバラマンディとかアマゾンで未知の釣りとかあると思いますよ☆

あ、駿河湾でクロカジキとかもありますね。

まあ、あくまでエリアでのパワーゲームのお話ですからね。


これからエリアベイトをはじめようと思う方の参考になれば幸いかと思います。