はじまりと終わりばかり意識していませんか? | まごころセラピスト育成塾

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スゴイ治療家ではなく、スゴクいい治療家を育てる

壁にぶちたった、治療家さん・セラピストさんのための
6つのセンスを磨く、深めることができる実践トレーニング

先日、名古屋での授業では

時間の概念についてお話しました。

時間にはふたつの軸があって
ひとつは
はじまりと終わり
もうひとつは
破壊と再生

でも多くは
はじまりと終わりばかりを意識してしまいます。

治療前と治療後

という時間軸。

ここだけにフォーカスしていると
痛みや症状を解決するのは難しいです。

なぜなら体調には波があるから。

その波が大きいか小さいかで
良くなったとか悪くなったとか
そう判断しています。

だから症状の変化は
治療前後で図るものじゃないんです。

もちろんひとつの目安にはなりますよ。
来た時よりも帰る時は楽な方がいい。

ただそれが一概に治るということではありませんね。

それと同時にみておきたいのは
その痛みや症状を通じて
その人がどんな変化を遂げているのか?

間違いなく
カラダもココロも成長します。

その成長という時間軸には
ネガティブとかポジティブとかいう概念はありません。

月には満ち欠けがあるように
欠けていれば満ちるだけだし
満ちたものは欠けていく。

そういう積み重ねをしていくだけ。

それはひとつひとつステップを駆け上がるようなものです。

治療にもステップがあります。

そのステップの一段高いところを見据えて
そこを目指していけば今の痛みは薄れていきます。

集客なども同じで
きちんとステップのある治療院は通いやすい。

同じところをグルグルしている治療院
痛くなったら行くだけの治療院
ずっと通い続けることを強いられる治療院

こういう治療院は
この時間軸で見ていないです。

だからいつしか
何のために通っているのかわからなくなってしまいます。

もちろん
はじまりと終わりという時間の流れもある

でも
成長へと向かう破壊と再生の時間もある。

どちらも意識できると
患者さんはすごく変化していきます。

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僕が理想の治療家になるために答えたしつもん

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