院試の勉強が進まない(´∩`)

今日は家でやろうと思ったら、サンダルと靴とシーツとお風呂をがんばって掃除してしまった。明日は絶対図書館行ってバリバリ勉強するよ。

英語は、英語圏の人になったつもりで勉強すると効果があるらしい。てことは化学とかも天才科学者になったつもりで勉強したら効果上がりそうだ。明日は自分天才の日にしようと思う。
今日レポートのために図鑑を調べていたら、面白い名前に遭遇した。「サクランボ小体」という名前だ。英語で言うとCherry body。

えらくかわいらしい名前ではないか!昭和に作られたしめくさい図鑑でこんな名前に出会うとは思ってなかった。見た目はこんな感じ↓


$サバランババ-さくらんぼ小体

これはソゾという海藻の細胞で、細胞の中に目玉のように2つずつ入ってるやつがサクランボ小体。この図だと分かりにくいが、丸い玉と細胞膜が細い線でつながっているのだ。確かに絵に描いたサクランボに似ているかもしれない。

この名前をつけた研究者は誰なのだろう。昔なら男ばっかりだったと思われる。どっかの知らないおじさんが、線の突き出た小胞に「サクランボ」の名前をつけて、後世の男たちがこの器官のことを話すたびに「サクランボ」と言って、「サクランボ」と図鑑に記すのだ。すばらしいことだ。今まで幾多の男に些細な潤いを届けて来たんだろう。

サクランボ小体研究会とかあったら私も参加したいなあ。壁にサクランボ小体って書いた紙が張ってあって、みんなさくらんぼさくらんぼ言ってるんだろうな。
大学で外部の研究所の方を招いてのセミナーが行われた。タイマイの保護についてだった。タイマイはウミガメの一種で甲羅がべっ甲細工の材料になるのだが、現在絶滅危惧種に指定されているため甲羅の輸入は禁止されている。このため日本のべっ甲細工文化は危機に瀕しているそうだ。

そこでべっ甲を国内で自給するため、タイマイの養殖が研究されている。小さな島に砂浜つきの実験プールがあって、そこでタイマイが飼われている。写真で見るとウミガメだけの小さな水族館といった感じだった。今のところ交尾と孵化は達成したが、長く飼うほど孵化率が低下するらしい。原因は餌にあると考えられていて、今年から餌の内容を見直したそうだ。結果が気になるところである。



研究の目的はもうひとつあって、絶滅回避のためでもある。しかしこの目的は需要が少ないため、べっ甲の確保を主な目的として研究を進めているという。研究には目的があり、その決定には社会的ニーズがかなり影響してくる。当たり前のことに気づかされた。

社会的に需要の高い目的を持つということは、研究費が集まりやすいということだと思う。

iPS細胞が2006年に発表されて以来、ものすごい勢いで研究が進んでいる。自然に分解されてしまうRNAだけをを使ってiPS細胞を作ることも可能になった。実用化もすごい勢いで迫ってくるに違いない。

世界一の売り上げを誇る製薬会社、ファイザーでは研究開発に毎年9000億円を費やしているとか。

奄美大島に放され、希少な動物を食べあさっていたマングース。このことに現地の獣医ら3人のグループが気づき行政に報告していたが、住民からの被害届が無い、とかの理由でなかなか動いてもらえなかった。

社会の需要は、利益のわかりやすい、短期的に効果の出るものに集まる。でも、研究の成果がいつの時代に、何に役立つかは誰にも分からない。どのような研究に投資していくかはすごく難しいことだ。