職場を変わることになりました。

 

理由はシンプル。お偉いさんが決める私のシフトが少なすぎるから。

 

現場の社員さん曰く、非常勤の私が辞めても困るのだそう。

 

忙しい日もあったりするのは私も承知してるし、そんな風に言ってくれるのはありがたい。

 

でも私も生活かかってるし、ちょっとしか給料もらえない職場にいつまでもいられない。

 

もし必要な人材ならシフトを決めてるお偉いさんは非常勤をもう少し大事に扱ったほうがよかったよね。

 

現場の社員さんたち、何にも悪くなくてむしろ優しかった。

 

私が辞めるとどれくらいの間かは分からないけどしばらくあの人たちが困ってしまうのか。心苦しい。

 

辞める私、辞められてしまう社員さん、どうして悪いことしてない人が苦しい思いするんだろう。

 

いろんなこと思って、ついでに多分病気の影響もあってか、風呂で一人で少し泣きました。

 

カズオイシグロの著書「わたしを離さないで」のラストシーンをふと思い出しました。

 

淡々とした文章の中でキャシーが「一度だけ、自分に甘えを許したことがあります。」と表現してるシーン。

 

それはキャシーが死んでいったトミーを思って、ノーフォークに赴いて少し泣くシーン。

 

自分に一度だけ甘えを許したキャシーは行くべき場所に向かって出発していく。

 

私も明日は自分に甘えを許すことにして、楽しく過ごしてきます。