めぐりあい紡いで

君とやっと出会えた

 

舗道を歩けばいいのに

畦道を歩く男

こんな男のどこが良いの?

 

夢のなかで君を見失う

怖いんだ

独りになることが

 

陽射しが夏に向かうように

君の気持が翳らないことを切に祈るんだ

 

男には2通りあるらしい

無頼に女を倖せにする男

繊細で女を不幸にする男

 

しあわせ未満

僕には棘のない君がお似合い

でも君には家柄の良い男がお似合いさ

 

君はしあわせ未満でいいのかい

僕はそんな君がつらいんだ

 

でも僕ら、はにかみ屋さん

やっと出逢えたんだもの

ついて来いとは言えないけど

ティーカップに倖せが零れるくらい

君を倖せにしたい