時が駆け足で去っていく

着いていけない僕がいる

 

人生という道のりに立ち止まっている

もうすぐこの街にも雪が降る

 

何故ひとは逆境を乗り越えられるのだろう

降る雪のようにひとの優しさが触れるからだろうか

 

曇りを消したこの冬の空はなんて綺麗なんだろう

ひとの思い遣りを称えるように星々が輝く

 

僕はなにを残してきたのだろう

道程なく立ついち詩人のように

成すすべなく立ち尽くしている

 

言葉をかざしたら嘘になるような気がして

不条理なこの街で大切なものは何だろう

 

やがてこの冬は終わりを告げ春が青に包む

凡庸な日常をいかに希望に変えられるのだろう

 

街の片隅で聞こえる冬物語

きっと春を待つひとの希望を乗せたメロディーなのだろう