こんにちは。
昼飯の為に
大手チェーンのハンバーガーショップに寄った。
昼時とあって店の外にはドライブスルーに長蛇の列。
店内カウンターにも長い列が出来ていた。
ふと目をやると 店内カウンターの商品受け取りのスペースに、年配の女性が1人で立っていた。
服装や仕草を見ると、恐らく知的障害がある人のようだった。
俺は列の一番後ろに並んで順番を待つ。
既に注文を済ませた客が、次々商品を受け取りカウンターを離れる。
年配の女性の順番はまだ来ていないようだった。
待ち疲れたのか、女性は受け取りカウンターから少し離れた空席に腰をおろした。
「大量注文したのかな?」
俺は特に気にもしなかった。
俺の二つ前の親子連れが注文と会計を済ませて商品受け取りスペースへ。
スムーズに商品を受け取り店内のテーブルについた。
「……あれ? あの人の商品はいつ出てくるんだろう??」
椅子に腰かけている年配女性の手元を見ると、
財布と500円玉を握りしめていた。
「あの人、注文してないんだ…」
「いつから待っていたのだろう…」
少なくとも、俺よりは早くこの店に来て待っていたのは間違いなかった。
俺は前の人と距離を空けて順番を待った。
前の人の注文が終わる。
店員は年配女性を見る事も無く、
俺に
「大変お待たせ致しました。お次のお客様どうぞ」
と言った。
俺が「その方の方が先ですよ。」
と言うと、
店員はとたんに無表情になった。
俺がその女性に目配せをすると、
年配女性は無言のままカウンターへと進んだ。
店員はその女性に特に詫びる事も無く淡々と注文を取り、
無表情のまま 俺に先ほどと同じセリフを吐いた。
「大変お待たせ致しました。お次のお客様どうぞ」
------------------------------
もし、俺がその女性が先だと言わなければ、
店員は俺の注文を取り、
きっとその女性はそのまま待っていたのだろうと思う。
でもそれは きっと、列に入るタイミングが分からないからで、お腹が空いていないからでは決して無い。
もしかしたら、注文する場所が分からなかったのかもしれない。
商品受け取りカウンターに居た時点で、店員はその女性を認識していたはずなのに、
なぜそのタイミングで「そちらの列の最後に並んで下さい」と声をかけなかったのか。
忙しい店員の気持ちもわからないでも無い。
知的障害のある方が注文するのは時間もかかるだろうし、
「そちらの列に…」と言ってもそれをすぐ理解してもらえるかどうかもわからないし…。
でも、常識的に考えて、先客を無視し、後から来た客の注文を優先する行為は、
サービスとして不適当だ。
そして、まごつく客に何の案内もせず、放置する行為は、あまりにも不親切だと俺は思う。
でも、結局、どうするのが正解だったのかは分からない。
俺は善人じゃないし、
俺の行為は、ただ店員を不快にさせ、女性を軽視しただけだったのかもしれない。
ハンバーガーショップの壁には
店内での「ひなまつり」パーティの様子を写した写真と可愛らしいイラストが貼ってあった。
その写真の中の人達は どの人も明るい表情でハンバーガーを食べている。
今 俺は何を思い、何を感じれば良いのかが上手く整理出来ない。
ここに何を綴りたいのか、何を伝えたいのかが上手くまとめられない。
だから、今日はこんな事があったと ただ書いておく事にする。
振り返ってこの記事を見た時に、何かをちゃんと感じられるように。
Raid
昼飯の為に
大手チェーンのハンバーガーショップに寄った。
昼時とあって店の外にはドライブスルーに長蛇の列。
店内カウンターにも長い列が出来ていた。
ふと目をやると 店内カウンターの商品受け取りのスペースに、年配の女性が1人で立っていた。
服装や仕草を見ると、恐らく知的障害がある人のようだった。
俺は列の一番後ろに並んで順番を待つ。
既に注文を済ませた客が、次々商品を受け取りカウンターを離れる。
年配の女性の順番はまだ来ていないようだった。
待ち疲れたのか、女性は受け取りカウンターから少し離れた空席に腰をおろした。
「大量注文したのかな?」
俺は特に気にもしなかった。
俺の二つ前の親子連れが注文と会計を済ませて商品受け取りスペースへ。
スムーズに商品を受け取り店内のテーブルについた。
「……あれ? あの人の商品はいつ出てくるんだろう??」
椅子に腰かけている年配女性の手元を見ると、
財布と500円玉を握りしめていた。
「あの人、注文してないんだ…」
「いつから待っていたのだろう…」
少なくとも、俺よりは早くこの店に来て待っていたのは間違いなかった。
俺は前の人と距離を空けて順番を待った。
前の人の注文が終わる。
店員は年配女性を見る事も無く、
俺に
「大変お待たせ致しました。お次のお客様どうぞ」
と言った。
俺が「その方の方が先ですよ。」
と言うと、
店員はとたんに無表情になった。
俺がその女性に目配せをすると、
年配女性は無言のままカウンターへと進んだ。
店員はその女性に特に詫びる事も無く淡々と注文を取り、
無表情のまま 俺に先ほどと同じセリフを吐いた。
「大変お待たせ致しました。お次のお客様どうぞ」
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もし、俺がその女性が先だと言わなければ、
店員は俺の注文を取り、
きっとその女性はそのまま待っていたのだろうと思う。
でもそれは きっと、列に入るタイミングが分からないからで、お腹が空いていないからでは決して無い。
もしかしたら、注文する場所が分からなかったのかもしれない。
商品受け取りカウンターに居た時点で、店員はその女性を認識していたはずなのに、
なぜそのタイミングで「そちらの列の最後に並んで下さい」と声をかけなかったのか。
忙しい店員の気持ちもわからないでも無い。
知的障害のある方が注文するのは時間もかかるだろうし、
「そちらの列に…」と言ってもそれをすぐ理解してもらえるかどうかもわからないし…。
でも、常識的に考えて、先客を無視し、後から来た客の注文を優先する行為は、
サービスとして不適当だ。
そして、まごつく客に何の案内もせず、放置する行為は、あまりにも不親切だと俺は思う。
でも、結局、どうするのが正解だったのかは分からない。
俺は善人じゃないし、
俺の行為は、ただ店員を不快にさせ、女性を軽視しただけだったのかもしれない。
ハンバーガーショップの壁には
店内での「ひなまつり」パーティの様子を写した写真と可愛らしいイラストが貼ってあった。
その写真の中の人達は どの人も明るい表情でハンバーガーを食べている。
今 俺は何を思い、何を感じれば良いのかが上手く整理出来ない。
ここに何を綴りたいのか、何を伝えたいのかが上手くまとめられない。
だから、今日はこんな事があったと ただ書いておく事にする。
振り返ってこの記事を見た時に、何かをちゃんと感じられるように。
Raid