ある日 風が吹く 橋の上で 僕が言った

「僕らは似てると思わない?
ほら、海と空みたい」
君が言った
「それって、交わらないものだけどね」
夕暮れのベンチで 君が言った

「私たち似てると思わない?
ほら、月と太陽みたい」
僕が言った
「それって、寄り添うことはないけどね」
寒い夜道を 二人で歩く
「危ないからもう少し こっちにおいでよ。」
「大丈夫よ。転んだりしないから」
心配性の僕と
楽天家の君
「ねぇ、コンビニ寄らない?」
「だね。」
僕はビールとチーカマを持って振り返る。
そこには
ビールとギョニソーを持った君。
それを見て 思わず噴き出した。
会計を済ませて帰路につく。
「寒いね」
そう言って君は少しだけ僕に近づいた。
「早く帰ろう」
そう言って僕は君の手を取ってポケットに入れた。
僕らの相性はきっと良くない。
だって 何もかもが違うんだ。
食べ物の好みも、好きな季節も、嫌いな歌も
でも、 最近思っているんだ
世界の人口 72億分の1がどれだけの巡り合わせなのかって
君を知らなかった時間 と 君と歩いている時間
僕にとって どちらが重要なのかって
君にも 聞いてみようかな
僕を知らなかった時間 と 僕と歩いている時間
君にとって どちらが重要だと思う??
きっと
君は言うだろうな
「どっちも大事よ」って
だから 僕は 君の事が好きなんだ
Raid