夕日のリビング

突然届いた 君からの手紙

転がり落ちた 君のシルバー


あの日の事を想い出す

まだ暑い夏の終わり

そういや 帰りに喧嘩したんだ

歩く速さが違うって

たまには止まって振り向いてって


君の言葉を想い出すよ


届いた 君のシルバーに

もう温もりは 残っていない



夕日の落ちた リビングで

久しぶりに並んだ姿は 寂しそうに見えるけど

沢山残った傷跡は 2人一緒に過ごした証



さぁ 少し部屋を出ようか

きっと君ならそうするだろう


「行くよ!」って 靴の先をトントンってして

笑顔で僕に手を伸ばす

もう あの日々は戻らないけど


軽くなった右の手で 

少し重い ドアを開けよう